Photorait編集部
ふたりの新たな門出を彩るフォトウェディング。せっかくなら、その季節にしか出会えない特別な景色を背景に、一生の思い出を残しませんか?この記事では、春の「桜」、夏を彩る「新緑」、そして秋の「紅葉」という人気の季節ごとに、フォトウェディングの魅力やおすすめの衣装を徹底解説。予約が集中する人気シーズンの注意点や、費用のポイントまで、あなたの理想を叶えるための情報をたっぷりお届けします。
スタジオ撮影にはない、ロケーションフォトならではの大きな魅力。それは、日本の美しい四季を写真に取り入れられることです。季節感を活かした撮影がなぜこれほどまでに人気なのか、その理由をご紹介します。
桜の開花や紅葉の色づきは、毎年同じようでいて、その年、その日、その瞬間にしか出会えない一度きりの景色です。そんな一期一会の美しい自然を背景にすれば、ふたりの写真は誰とも違う、世界でたったひとつの特別な作品になります。決まりきった背景ではなく、生命力あふれる自然の中で撮る写真は、より一層ふたりを輝かせてくれるでしょう。
淡いピンク色の桜、燃えるような赤色の紅葉、そして鮮やかな新緑。こうした自然の色彩は、花嫁さまの衣装をより一層美しく引き立ててくれます。
純白のウェディングドレスはどんな季節にも映えますし、和装であれば、桜の季節には淡い色の打掛、紅葉の季節には金糸の入った豪華な色打掛など、背景とのコーディネートを考えるのも楽しみのひとつ。衣装と自然が織りなす色彩のハーモニーが、写真に深みと華やかさを与えてくれます。
「桜が咲くと思い出すね」「紅葉の季節になると、撮影した日のことを話すんです」。そんな風に、写真がふたりの大切な思い出と深く結びつくのも、季節を活かした撮影の素敵なところ。
写真を見返すたびに、撮影当日の空気感や、その季節ならではの香り、ふたりで歩いた道のりまでが鮮やかによみがえります。結婚という大きな節目を、日本の美しい季節と共に記憶に刻むことができるのです。
春といえば、やはり「桜」。日本人にとって特別な意味を持つこの花は、ウェディングフォトのロケーションとしても絶大な人気を誇ります。
桜のフォトウェディングの魅力は、なんといってもその優しく、華やかで、祝福に満ちた雰囲気です。満開の桜の下に立つふたりの姿は、これからの明るい未来を象徴しているかのよう。
撮影におすすめの時期は、桜が満開になる3月下旬から4月上旬。ただし、桜の開花時期は地域やその年の気候によって大きく変動するため、天気予報とにらめっこしながら、フォトスタジオと密に連携を取ることが重要です。
・メリット
◦何物にも代えがたい、華やかで美しい写真が撮れる。
◦「春」という始まりの季節が、結婚のイメージとぴったり合う。
・デメリット
◦開花期間が1〜2週間と非常に短く、天候に左右されやすい。
◦大人気シーズンのため、有名な撮影スポットは非常に混雑する。
◦予約が殺到するため、人気スタジオはすぐに埋まってしまう。
◦まだ肌寒い日も多く、衣装によっては寒さ対策が必要。
桜の淡いピンク色を活かすなら、和装は白無垢やパステルカラーの色打掛がおすすめ。桜の色と優しく溶け込み、上品な印象になります。洋装なら、軽やかな素材のウェディングドレスがぴったり。風に舞う桜の花びらと、ふんわりとしたドレスのトレーンが幻想的なシーンを演出します。
桜の名所は全国にありますが、特に人気なのは以下のような場所です。
・公園:広々とした空間で、様々なアングルの撮影が可能。
・日本庭園:手入れの行き届いた庭園と桜、和装との相性は抜群。
・川沿いの桜並木:どこまでも続く桜のトンネルは圧巻。
春の桜と人気を二分するのが、秋の「紅葉」です。赤や黄色、オレンジに色づいた木々が、ふたりの写真をドラマチックに彩ります。
紅葉フォトウェディングの魅力は、しっとりと大人で、ロマンチックな雰囲気。温かみのある色彩が、ふたりを優しく包み込み、物語性のある一枚を残すことができます。
撮影におすすめの時期は、平地で見頃を迎える11月中旬から12月上旬。紅葉は桜に比べて楽しめる期間が比較的長いですが、やはりピークの時期は限られますので、早めの計画が大切です。
・メリット
◦色彩豊かで、情緒あふれる写真が撮れる。
◦気候が安定している日が多く、過ごしやすい。
◦和装が特に美しく映えるロケーションが多い。
・デメリット
◦桜シーズンと並ぶ人気のため、予約が取りにくい。
◦紅葉の名所は観光客で混雑しやすい。
◦日没が早く、撮影できる時間が限られる。
燃えるような紅葉の中で存在感を放つのは、和装なら豪華な金糸や赤系の色打掛。背景に負けない華やかさで、主役としての存在感が際立ちます。もちろん、白無垢も紅葉の赤とのコントラストで凛とした美しさが引き立ちます。洋装なら、クラシカルな雰囲気の長袖ドレスや、温かみのあるアイボリーカラーのドレスがおすすめです。
紅葉での撮影は、特に「和」の雰囲気とマッチします。
・日本庭園:計算され尽くした庭園の美しさと紅葉のコラボレーションは格別。
・広大な公園:モミジやイチョウなど、様々な種類の紅葉が楽しめる。
・歴史的建造物:古いお寺や神社と紅葉の組み合わせは、和装前撮りの王道です。
桜や紅葉のシーズンは予約が取れない…と諦めるのはまだ早いかもしれません。実は、初夏から夏にかけての「新緑」の季節も、フォトウェディングには素晴らしいシーズンなのです。
5月から8月にかけての新緑の季節は、生命力に満ちた、生き生きとした緑が美しいシーズンです。キラキラと輝く木漏れ日の中で撮影する写真は、爽やかでナチュラルな雰囲気たっぷり。桜や紅葉の時期に比べて予約が取りやすく、人混みを避けてゆったりと撮影できるのも大きなメリットです。青々とした芝生の上や、深い森の中など、緑をテーマにした撮影は、ふたりの自然な笑顔を引き出してくれます。
魅力的な新緑シーズンですが、夏の撮影ならではの注意点もあります。
・暑さ対策:こまめな水分補給はもちろん、冷却グッズなどを用意しましょう。汗でメイクが崩れにくいよう、ヘアメイクさんとも相談を。
・虫対策:肌に優しいタイプの虫除けスプレーは必須アイテムです。
・衣装選び:和装・洋装ともに、できるだけ風通しの良い素材を選ぶと快適です。
大人気の桜と紅葉のシーズン。憧れの写真を確実に、そして賢く叶えるためには、予約と費用のポイントをしっかり押さえておくことが何よりも重要です。
桜と紅葉のシーズンは、1年の中でも予約が最も集中する時期です。特に、土日祝日は人気が殺到するため、遅くとも半年前、できれば1年近く前からスタジオ探しや相談を始めるのが理想的です。
「まだ先だから大丈夫」と思っていると、希望の日時や人気のカメラマンはあっという間に埋まってしまいます。「撮りたい!」と思ったら、すぐにアクションを起こすのが成功の秘訣です。
多くのスタジオでは、桜や紅葉の最盛期に**「ハイシーズン料金」や「休日料金」**といった追加料金(税込)を設定しています。通常のプラン料金に加えて、2〜5万円程度の追加費用がかかることも珍しくありません。
見積もりを依頼する際には、シーズン料金が含まれているか、また、他にどんな追加料金が発生する可能性があるのかを必ず確認しましょう。
多くのスタジオでは、桜や紅葉の最盛期に「ハイシーズン料金」や「休日料金」といった追加料金(税込)を設定しています。通常のプラン料金に加えて、2〜5万円程度の追加費用がかかることも珍しくありません。
見積もりを依頼する際には、シーズン料金が含まれているか、また、他にどんな追加料金が発生する可能性があるのかを必ず確認しましょう。
人気シーズンでも、工夫次第で費用を抑えることは可能です。
・平日に撮影する:休日料金がかからないだけで、大きな節約になります。
・早割キャンペーンを利用する:スタジオによっては、早く予約することで割引が適用される場合があります。
・開花・紅葉のピークを少しだけ外す:「満開の2日前」「色づき始め」など、ピークを少しずらすだけで予約が取りやすくなったり、料金が安くなったりすることも。
ふたりの撮りたいイメージに合う季節は見つかりましたか?
Photoraitでは、桜や紅葉といった季節のロケーション撮影が得意なスタジオを、全国各地から簡単に探すことができます。実際の写真やプラン料金(税込)、先輩カップルの口コミを見ながら、じっくり比較検討してみてください。
あなたにぴったりのスタジオを見つけて、日本の美しい四季と共に、一生忘れられない素敵なフォトウェディングを叶えましょう。
本記事は、2025年10月18日公開時点の情報です。
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