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気になる和装の前撮り。結婚式をする人もしない人も、白無垢や色打掛の写真を一度は見て、撮ってみたいなぁと 思ったことがあるのではないでしょうか。でも和装に触れる機会なんて滅多にない今、白無垢や色打掛って言葉は聞くけどいったいどんな衣裳なのか、 和装の前撮りにはどのくらいの費用がかかるのか、想像もつかない!とお悩みのかたも多いはず。そこで今回は、これから和装の前撮りを検討する方のために、簡単な和装前撮りについての紹介をしてみましょう。
[目次]
▼【和装の種類】白無垢・色内掛・引き振袖
▼【プラン】スタジオ撮影とロケーション撮影
▼【価格】こだわりとお財布をてんびんにかけて
▼【撮影スポット】和装にぴったりなお勧めロケーション
▼【おすすめポーズ】定番からちょっと変わったポーズまで
(1)白無垢
和装といって初めに思い浮かぶのは代表的な白無垢でしょう。もっとも格が高いとされる代表的な花嫁衣裳であり、 一度は着てみたいと憧れる方も多いのではないでしょうか。
白無垢のなかでも柄や素材によって違いがあり、様々なものの中から選ぶことができます。
(2)色内掛
華やかさがあるのが魅力の色内掛。室町時代以降の武家女性の礼装とされていました。 様々な色や柄などのバリエーションがあり、自分に似合う好きなものを選ぶことが出来ます。
(3)引き振袖
江戸時代の武家の婚礼衣装とされていました。 振袖は未婚の女性の第一礼装であるため、結婚式は振袖を着る最後の機会ということになります。
原則として式には黒地のもののみでしたが、現在は黒以外の引き振袖が多く着用されるようになりました。
和装の前撮りの中でも、スタジオ撮影、ロケーション撮影、両方など様々なプランがあります。 スタジオはゆっくりと周りの目を気にすることなくお二人らしく撮影することができる点が魅力であり、 ロケーション撮影は和装にあう神社や庭園などで季節感のある写真を撮影することができます。
価格は幅広く、衣装の着数、撮影場所、オプションなどによって違いが出てきます。
衣装、着付け、送迎代、ヘアメイク・化粧、アルバム、写真のデータなど、 どこまでがプランの料金に含まれているのか確認するようにしましょう。
Photoraitに掲載のあるプランには、和装でのロケーション撮影で基本料金が2万円以下のものもあります。オプションやこだわりを考えながら検索してみましょう!
ロケーション撮影おすすめスポットである、浜離宮恩賜庭園は、東京築地に位置し、 アクセスも便利! 潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園で、 桜、新緑、紅葉、菜の花で四季を感じられる写真を撮影することができます。
人力車に乗る、周遊ロケーション撮影というものもあるんです。 浅草で雷門やスカイツリーを背景にしたり、鎌倉でゆっくり街並みをめぐりながら、お二人らしいあたたかい写真を撮影することができます。
和装だからこそ似合うポーズの1つとして、「おじぎポーズ」がおすすめです。 二人並んで正座をして、ちょこんとおじぎをするポーズでの写真は式当日に受付に飾ったり、 様々な場面で使うことができます。
おでこをくっつけたり、お姫様だっこなどのポーズに加え、 新婦だけが後ろを振り返るものやプロポーズ風に新婦がひざまずくポーズも素敵!
和装で前撮りをするのであれば、日本の伝統を十分に活かした素材を利用するのがおすすめです。そのひとつとして挙げられるのが扇子。
扇子を持って口元を隠したおすましポーズは品があって素敵。正座をした状態でポーズを決めると、まるでひな祭りの内裏雛のようです。他にも、扇子自体に「祝」や「寿」などといった、ウェディングにぴったりな言葉をのせて、写真を撮るという方法もあります。
ほのぼのとした写真にしたいのであれば、和風船を使って遊んでいるような写真にしてみるのはいかがでしょうか。二人で風船をつつている様子からは、夫婦の仲睦まじい様子が伝わってきます。しっかりと絵になるポーズです。
イメージのように、周りにも風船を置いてみると、華があってなお良いですね。また、風船で遊んでいる様子だけでなく、新婦側が風船を持って新郎と笑顔でポーズをとるだけでもおすすめです。二人のちょっぴりかわいらしい写真にしあがるはず。
日本の伝統的なアイテムのひとつ、和傘も外せません。和傘を使って二人で並んでいるポーズは、品を感じさせます。
また、普段なかなか手にするアイテムでないことから、ぜひ写真におさめておきたいアイテムでもありますね。和傘を使って前撮りをする際は、せっかくですので、ロケーションもしっかりと考えてあげると良いです。雰囲気を大切に、神社や日本庭園など和を感じさせるような場所であればベスト。前から撮影するだけでなく、二人並んだ後ろ姿も残しておくと奥ゆかしさがあって良いかもしれません。
また、二人それぞれ傘をさすのではなく、新郎が傘を持って二人で並んで写るというポーズもおすすめです。
せっかく和装で前撮りをするのであれば、一緒に人力車に乗っている写真というのも面白いかもしれません。人力車に乗る機会はなかなかないですし、ましてや、二人揃って和装で人力車に乗るとなると、ほとんどないといえます。せっかくのチャンスなので、人力車を使わない手はないです。
しかも人力車を使った撮影は、ひと昔前を彷彿させるような雰囲気になるのがポイント。大正浪漫な感じを出したいという方におすすめです。
前撮り写真の一コマの中には、すましたポーズだけでなく、ちょっぴりユーモアのあるようなポーズをとってみても良いかもしれません。
例えば、レトロな街並みを大胆に歩くポーズをとってみたり、少しだけはねてみたり。和装なので、あまり大きなポーズはとれないという場合は、あえて能などの伝統芸能をするようなポーズをとってみたりするのも良いです。自分たちの趣向にあわせて、一枚は夫婦で楽しんでいるような写真にしてみてはいかがでしょう。
本記事は、2015年12月17日公開時点の情報です。
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Photorait編集部
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