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結婚式の和装って、生涯で一度きりですよね。なかなかできない和装だからこそ残しておきたいポーズもあります。でも、実際どんなポーズをしていいのか悩んでいる人も多いはず…今回は、着物の基本知識と、和装のときにおすすめなポーズをいくつかご紹介します。和傘や扇子など、小物を使っても素敵ですよね。ぜひ実践してみてください。
[INDEX]
▼和装とは?和装で着る着物のことを知りましょう
▼女性は白無垢だけど、男性は?
▼<ポーズ1>2人並んで正座
▼<ポーズ2>傘を使って相合傘
▼<ポーズ3>後姿でシルエットもいい
▼<ポーズ4>和小物を活用して、おくゆかしく
▼<ポーズ5>思い出のグッズのパワーをかりよう!
▼<ポーズ6>ロマンチックな”指切り”ポーズ
▼<ポーズ7>手元だけで幸せを表現しても
▼<ポーズ8>プラス1枚は、ちょっとだけ大胆に
▼和装の時はおしとやかな写真がGood
まずは着物のことを紹介します。和装の定番はやはり“白無垢”です。色打掛も同じく定番ですが、多くの人々がまずはこの白無垢を着たいというところからスタートしているようです。全体が真っ白な白無垢もありますが、半襟などから赤色がのぞく着物もあり、少しずつ変化しています。
女性は白無垢、男性は紋付袴が定番です。中でも黒紋付袴というのが一番定番として多くの人々に着られているものです。結婚式は結婚する2人のスタートなので、真っ白をという人も多くみられるようです。女性とは異なり、格式高い式典や葬式、結納のときなどにも着ることがあります。付属物などは細かい決まりはありません。
まずは定番の2人並んでの写真です。和装なので、正座で前に手を重ねて「これからもよろしくお願いします」というような感じで、2人でカメラを見つめる写真。並んで、手をつないだりするのも定番ですよね。そこでちょっと和装ならではの正座をして写真を撮ってみましょう。かしこまった様子で撮るのもいいし、2人ともがにっこりこちらに微笑んでいる写真でもいいです。
赤や白の傘を使った撮影をしましょう。2人で相合傘をさしている後姿でもいいですし、まっすぐ正面を向いている写真でもいいです。向かい合って、おでこを軽く合わせている写真もいいですね。古風な感じが出るような場所での撮影もお勧めです。神社や古民家などを使ってできると雰囲気が十分出ます。自然な笑顔になりそうですよね。
後姿の写真は絶対残しておきたいのですよね。2人とも後姿で、寄り添っている写真もいいですね。その中で新婦さんの顔だけ後ろを振り向いている写真も撮っておきましょう。なんだかお茶目な感じも出せます。ちょっとアップにして、シルエットだけを撮るというのもいいですね。フォトブックなどの表紙ページにも使えそうです。
和服での前撮りだからこそ、扇子などの和小物を取り入れるのもおすすめです。二人仲良く並んで視線を合わせながらも扇子で口元を隠すポーズは、おくゆかしく、見る人の想像を掻き立てるとても上品でおちゃめさもあるポーズです。扇子には色々な素材やデザインがあり、自分たちでもアレンジができる小物です。扇子に自分たちの名前やオリジナルのメッセージなどをデコレーションしてみるのも素敵ですね。オリジナルの扇子を使いたい場合は、小物の持ち込みが可能なフォトスタジオかどうかを事前にチェックしておくと安心です。
思い出のグッズや大好きなキャラクターがいる二人なら、それらを記念写真に登場させてみるのはいかがでしょうか。例えば、大好きでまるで相棒のようなぬいぐるみを間に挟んで3人で手をつなぐポーズは、とても微笑ましい姿ですね。お気に入りの小物が発揮してくれるパワーは、記念の写真をより一層ほっこりと素敵なものにしてくれるでしょう。写真撮影の時に緊張して上手くポージングできなかったり、表情が固くなってしまうこともありますが、お気に入りのキャラクターの力をかりたなら、その緊張も和らいでくれそうな気がしませんか?
子供のころ「約束っ!」と言って指切りをしたことはありますか?大人になってからはする機会も少なくなってしまった小指と小指をからませて指切りをするポーズは、約束をしっかりと守るということを誓う、その意思を示すための風習です。永遠の愛を誓い合う二人の写真には、ぴったりのポージングではないでしょうか。しっかりとお互いの目を見つめ合いながら指切りを交わす二人のショットは、見る者をうっとりさせるほどロマンチックです。着物姿ならではの、和の雰囲気は普段とはまた違った良さがあり神秘的な1枚に仕上がります。
手元にフォーカスを当てて、二人の幸せな気持ちを表現するポーズもとても温かみがあります。撮影の舞台として、写真のように学校の教室を選んだり、二人が出逢った場所やプロポーズの場所など、思い出の場所で撮影をすると、色々な懐かしい想いがこみ上げてきて、グッと気持ちが入るのではないでしょうか。手元にフォーカスした写真は、ブログやツイッター、Facebook、グリーティングカードなどでの結婚報告にも使い粋な演出です。
かしこまったポージングも素敵ですが、もし余裕がありそうなら少しユニークに「壁ドン」風の写真はいかがでしょうか。普段なら照れ臭さもあってなかなかできないポージングでも、結婚写真の前撮りという特別な理由があれば、勢いに乗って不思議とできてしまうかもしれません。和服ならではの正統派のつつましい写真を撮りながらも、二人らしいワンショットや少し大胆なポージングの写真を撮っておくと、5年後、10年後アルバムを開いた時に良い思い出として記憶が蘇ってきそうですね。
和装の写真は、できれば神社や古民家などで撮影するとより雰囲気が出ます。そしてドレスとは違い、かしこまった感じの姿勢での写真もとてもいい雰囲気になります。正座で前に手をつくとか、傘を使うといったところは和装ならではです。またドレスのときにも残しておきたいキスの写真なども、キスしているところをブーケで隠すことも、和装だとつつましやかに見えて、よりいい写真に感じます。
本記事は、2015年12月18日公開時点の情報です。
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Photorait編集部
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