Photorait編集部
挙式をする人にもしない人にも知られてきた「フォトウエディング」。実は定番の場所だけでなく、「ここで撮りたい!」と思う場所でフォトウエディングができるって知っていますか?今回は、コロナ禍でなかなか行けなかった旅行も兼ねて、熊本県人吉市を旅するようにめぐりながらフォトウエディングを体験したカップルに、当日の思い出を振り返ってもらいました。写真を残せただけでなく特別な1日を過ごせた、というおふたりに聞いた、フォトウエディングの魅力もお届けします。
最後は芳野旅館に戻って、庭園や室内で夜ならではの雰囲気を写真に閉じ込めます。
撮影の前日から芳野旅館に泊まっていたというふたりは、人吉でフォトウエディングを撮影する意味を強く感じていました。
S「芳野旅館は水害の被害が大きくて、写っている庭も全て洪水で流されて跡形もなくなっていたそうです。それでも奇跡的に残っていたステンドグラスの前や、水害を経ても大切に守られてきた空間で撮影させていただいて、この場所で受け継がれてきた思いを感じました」
人吉の方々に水害とその後のお話を聞き、水害を経ても大切に受け継がれていく建物で撮影したふたり。これからふたりで歩んでいく人生の核になるほどの思い出になった、と話してくれました。
─ 人吉でのフォトウエディングは、おふたりにとってどんな経験になりましたか?
T「人生で一回きりのフォトウエディングを人吉で体験できたこともよかったですが、いい空気を吸っておいしいものを食べて、人吉の方々の温かさに触れられて、写真を撮ること以上のものがたくさん得られる経験になりました」
S「人吉の方々にパワーをいただいたことが、これからの私たちを支えてくれるだろうなと思えるほどに大切な思い出です。子どもが生まれたら人吉で家族の写真や七五三の写真を撮ることが、次の夢になりました !」
── 撮影前のおふたりのようにもともと人吉のことを知らなくても、人吉で撮ることの良さが伝わってきました。
S「写真って、そのとき自分が感じたことが表情になって切り取られますよね。だから人吉で感じられることを写真で形に残せて、ふたりでこれから見返せるのは、すごく心強いなと思います。人生の大切な瞬間を人吉で残すフォトウエディングをぜひ経験してほしいな、とおすすめしたいです」
実はおふたりがフォトウエディングに応募したタイミングは、念願だった挙式が実現できるかわからなくなってしまい、毎日涙を流すほどに落ち込んでいた時期だったそう。そんなタイミングで見かけた人吉でのフォトウエディングが、おふたりの歩みを支える1日になったことが、ひしひしと伝わってくる取材でした。
人生でいつ何が起きるかわからないけれど、だからこそ、心の支えになるような共通の思い出と、その日の気持ちをいつでも思い出せる写真が、ふたりの歩みにそっと寄り添ってくれる──。そんなフォトウエディングの秘めた力をおふたりに教えてもらいました。
おふたりが忘れられない1日を過ごした人吉で、今だからこそ残せるこの瞬間を、特別な一枚に収めませんか。
本記事は、2023年01月31日公開時点の情報です。
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