Photorait編集部
京都の街を歩いていると、ふと目にした風景に思わず足を止めて、シャッターを切ることもしばしば。京都には、そんな趣のある風景があちらこちらに存在します。京都の風景に似合うのは、やはり和装。 まるで映画のワンシーンのような素敵な写真が撮れるはず。今回は、和のフォトウェディングにぜひ使いたい、京都の撮影スポットをいくつかご紹介します。
[目次]
▼京都の町並みを見下ろす石畳の道、二寧坂・産寧坂
▼静寂な別世界が広がる、嵯峨野の竹林
▼京都を象徴する景観。教王護国寺(東寺)の五重塔
▼舞妓さんがそぞろ歩く祇園界隈
▼「玉の輿神社」と呼ばれる良縁スポット、今宮神社
▼和の美しさにこだわったフォトウェディングを!
二寧坂・産寧坂は、八坂から清水寺に続く石畳の参道です。 風情あるその町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、京都らしい風景を堪能できます。
いつも観光客であふれている人気のスポットですが、朝や夕暮れ時などは静寂に包まれます。
なかでもおすすめは「八坂の塔」とも呼ばれている法観寺の五重塔が見える場所です。
京都らしい風景として愛されている嵯峨野の竹林。
特におすすめなのが、大河内山荘から野宮神社に抜けるまでの300mほどの竹林の小径と化野念仏寺の竹林です。
空を覆うほど高い竹林は付近とはまるで別世界。 ゆっくりと時間が流れるような雰囲気のなか、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間です。
人が少ない時間を狙うなら朝がおすすめですが、夕方の幻想的な雰囲気も違った趣があります。
世界遺産「古都京都の文化財」のひとつに数えられる東寺。
東寺の五重塔は京都を象徴する景観として親しまれています。その高さ54.8mで木造塔としては日本一です。
過去4度焼失しており、現在の五重塔は1644年に建てられたものです。 東寺の外から見る五重塔も圧巻ですが、境内から見るとまた違った雰囲気を味わえます。
春のしだれ桜、秋の紅葉越しの五重塔は特におすすめです。
祇園は京都随一の繁華街であるとともに、京都を代表する情緒ある町並みを味わうことができるエリアです。
祇園は鎌倉時代は八坂神社の門前町として栄え、江戸時代には花街として発展しました。
石畳の道の両側には町家が佇み、舞妓さんや芸妓さんたちがそぞろ歩く姿は京都ならではの風景です。 花見小路や先斗町など撮影スポットはたくさんありますが、白川にかかる巽橋は特におすすめです。
京都の北区にある今宮神社は、観光スポットとしてはそれほど知られていませんが、 開運良縁の御利益があるとして若い女性に人気があります。
今宮神社は5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院にゆかりのある神社で、別名は「玉の輿神社」。
祇園の八百屋の娘であった「お玉さん」が奥女中として仕えた際に徳川家光に見初められ、側室になったことに由来しています。 ウエディングフォトは、朱塗りの楼門をバックに撮るのがおすすめです。
以上で紹介した定番のスポット以外にも、京都にはフォトウエディングに合う素敵なスポットがたくさんあります。
京都を代表する観光スポットの清水の舞台、桜の季節の哲学の道、嵐山の渡月橋、そして、鴨川の河原もきれいな写真が撮れそうです。
京都にはフォトウェディングを行っている写真館も多く、それぞれの店がこだわりのロケ地を抑えているので、相談してみるのもよいでしょう。
本記事は、2015年12月16日公開時点の情報です。
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