Photorait編集部
フォトウエディング・前撮りを控えた花嫁のほとんどが悩んでしまうのが衣装選び。理由はウエディングドレスのラインやデザイン、カラードレスや色打掛の色など、悩むべきポイントと選択肢があり過ぎて、何を着れば正解なのかが分からなくなるから。だけど選び方にもちゃんとコツがあって、撮りたいフォトによって「これがBEST!」という衣装があるんです。いま正に衣装で悩み中の方、これから衣装選びを始める方へ。フォトウエディングや前撮り衣装の選び方を、演出アイディア&おすすめフォトとあわせてPhotorait編集部がガイドします。
結婚衣装の定番といえばウエディングドレス(洋装)。何ものにも染まっていない純白のドレスは気高くてピュア。女性にとってはやっぱり憧れの象徴です。
ウエディングドレスにはプリンセスライン、Aライン、ミニ丈など様々なタイプがあり、ラインによってがらりと印象が変わります。ひとつに絞るのが難しくて、最近ではお色直しでもう一着、別テイストのウエディングドレスを着る花嫁もいるほど。また、オフショルダーやベアトップ、ハートカットなどネックのデザインも悩むポイント。そこで、撮りたいフォトのシーンやテイストをイメージしながらの選択が必要になって来ます。
◆スタジオ撮影のおすすめフォト:プリンセスを思わせるお座りポーズ
ウエディングドレスの裾を床にふわりと広げた、優雅なお座りポーズ。幾重ものエアリーなチュールに包まれた花嫁の姿は、まるで映画に登場するプリンセスのよう。ゴージャスなウエディングドレスのラインが、目を見張るほどの美しさを引き出してくれる一枚です。
【このフォトにBEST!】ボリュームたっぷり、甘さを感じるふわふわのプリンセスライン。
◆ロケーション撮影のおすすめフォト:青と白のコントラストがまぶしいビーチフォト
まるで海辺のミューズのような、真っ白なウエディングドレスでのビーチフォト!トレンドはドレスのまま海に入ったり、海に浮かんで撮影したりするフォトです。選ぶべきはオフホワイトでなく、空や海とのコントラストが相性ぴったりな純白。ウエディングドレス×海ロケーションの非日常感は別格です。
【このフォトにBEST!】海辺でも動きやすい、軽やかなカジュアルタイプの純白ドレス。
カラードレスのフォトウエディングは、結婚式で洋装から和装にお色直しをした花嫁におすすめ。結婚式でカラードレスは着たけれど、悩んだ挙句選ばなかったカラーをフォト用にチョイスするのもいいですね。カラードレスの存在感はピカイチ。色が放つパワーでグッと華やかな一枚に仕上がります。
◆スタジオ撮影のおすすめフォト:ナチュラルテイストで統一
最近のカラードレスのトレンドは、はっきり主張する原色よりもナチュラルテイスト傾向に。カラーに合わせた優しいトーンのフォトアイテムを並べれば、まとまり感のあるコーディネートが作れます。写真撮影にあわせて花嫁DIYにもチャレンジできるチャンス!使ったフォトアイテムは、そのまま結婚式のウェルカムスペースにも有効活用できます。
【このフォトにBEST!】パステルやくすみカラーといった、優しい色合いのカラードレス。
◆ロケーション撮影のおすすめフォト:別格のクールブラック
清楚・可憐なウエディングのイメージとは真逆を行く意外性で勝負!クールな雰囲気がお好みで、人とはちょっと違うフォトを撮りたい人におすすめなのが、あえてのブラックでの攻めフォト。シンプルな背景にばっちり映えるコーディネートです。
【このフォトにBEST!】クールを極めたブラックのドレス。もちろん花婿もブラックスーツで決めて。
全身を白で統一した、日本古来の婚礼衣装である白無垢(和装)。「最も格式の高い礼装」とされ、日本人ならではの凛とした美しさ、神聖さを最も感じさせてくれる衣装です。白無垢に綿帽子や角隠しを着用するのが正式ですが、最近では洋髪で可愛くモダンに仕上げるスタイルが定番に。また、半襟に色味を入れたり、柄入りの色掛下を着て華やぎを足したりするスタイルも増えています。
◆スタジオ撮影のおすすめフォト:やわらかな雰囲気のご挨拶ポーズ
和装と言えば!の正座してのご挨拶ポーズ。正面を向くのが定番だけど、ふたりで向き合い、笑いあうバージョンも可愛らしくておすすめです。ウエディングムービーや年賀状にも使えそうですね。衣装の選び方ひとつで写真全体をやわらかなトーンでまとめることが出来ます。
【このフォトにBEST!】オフホワイトの白無垢に、萌黄色の市松模様の色掛下をコーディネート。
◆ロケーション撮影のおすすめフォト:おしゃれな白無垢×英字!
「和」な白無垢姿に、フォトプロップスや扇子で英語表記をミックスしたカジュアルな一枚。予想外におしゃれで、今っぽさが出せる演出です。衣装は小物演出が際立つよう、化繊タイプのホワイトの白無垢がおすすめです。
【このフォトにBEST!】花嫁はホワイトの白無垢、花婿は黒紋付きでモノクロコーデ。
色打掛とは白色以外の打掛のこと。元々武家の女性の正装だった打掛姿は、色も柄も鮮やかで豪華絢爛。季節に即した柄や縁起物の吉祥文様など、選ぶ柄や色味で印象が大きく変わるので、まずは試着をしてよく吟味すること。定番の赤はもちろん、最近ではピンクやブルー、グリーンなどのパステルカラーを選ぶ花嫁も増えています。
◆スタジオ撮影のおすすめフォト:和装アイテムの定番!番傘を広げて
番傘は和装撮影の定番アイテム。花が開くように幾つもの番傘を重ねて広げるとダイナミック!色打掛との相乗効果が見事です。裾まで美しい色打掛はしっかりと全身の姿を写したいですね。
【このフォトにBEST!】凛とした雰囲気を出せる、吉祥文様の鶴が舞う色打掛。
◆ロケーション撮影のおすすめフォト:グリーンを背景に向き合うふたり
花嫁と花婿が向き合って顔を寄せ合う。少し照れくさそうな表情がかえって自然で可愛らしく、ほっこりします。色打掛はロケーション撮影にもぴったり。特に瑞々しい自然のグリーンとの相性がとてもよいです。
【このフォトにBEST!】グリーンに映える、鮮やかな赤の色打掛。
どうしても写真撮影で緊張してしまう方は、私服での前撮り・フォトウエディングがおすすめ。文字通り普段着の、いつものふたりの表情を引き出してくれます。お揃いのカップルコーデで撮れば仲の良さもアピール!婚約時のエンゲージンメントフォトにもぴったりです。
◆スタジオのおすすめ撮影:複数フォトを1枚にコラージュ!
ポーズ・表情・小物を変えながら撮ったフォトを1枚にまとめて。式のウェルカムボードにも使いやすく、ふたりの普段の楽しげな様子が伝わってくる、温かい作品が完成します。
【このフォトにBEST!】お揃いの上下で揃えたカップルコーディネート。
◆ロケーション撮影のおすすめフォト:自然光の中でナチュラルに
「お揃いはちょっと恥ずかしい…」という方は服の色味と素材だけ合わせると、写真に統一感を出せます。自然光の中で佇むショットは、より肩肘張らないナチュラルな雰囲気のフォトに。
【このフォトにBEST!】ふたりの色味を揃えたシャツ&デニムのコーディネート。
緊張の連続で慌ただしい結婚式当日とは違って、写真撮影にどっぷり集中できるのがフォトウエディング・前撮りの良さ。せっかくのチャンス、どんなフォトを撮りたいかをあらかじめ思いめぐらせておくと、きっと後悔しない衣装選びが出来るはず。
「選択肢が多すぎてどれを着たらいい?」なんて、本当に贅沢すぎるステキな悩み。悩み抜いた果てにやっとたどり着いた衣装に身を包んだら、もう自然と「幸せスイッチ」が入ってしまうはず。選ぶ時間も含めて今を思いきり楽しんで、自分だけの“運命の一着”にぜひ出会ってくださいね。
本記事は、2017年09月20日公開時点の情報です。
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