白無垢に綿帽子は必須ではない《1》
フォトウェディングを予定している人の中には「白無垢に綿帽子は必須なのか」と気になっている花嫁さんもいるでしょう。
結論から申し上げると白無垢を着用する場合でも、綿帽子は無くても問題ありません。
またフォトウェディングでは「白無垢×洋髪」で撮影される花嫁さまが多くいらっしゃいます。
さらに神社挙式の場合でも、洋髪で臨まれる花嫁さまも少なくありません。
フォトスタジオならではの意見かもしれませんが挙式中は綿帽子がない方がお顔が見えやすく写真に表情が残りやすいです。
この記事では白無垢や綿帽子に関するよくある質問にお答えし、結婚式やウェディングフォトを計画中のカップルに役立つ情報を三つに分けて提供します。
白無垢を着る予定の花嫁さまはぜひ参考にしてください。

◎白無垢とは?
白無垢は白一色の和装で、特に神前式や仏前式で着用される伝統的な婚礼衣装です。
最も格式高い正礼装とされており、鎌倉・室町時代から身分の高い家の女性が着用していた歴史があります。
白無垢の「白」は純潔や清らかさを象徴し、新郎さまの家の色に染まることを意味していると言われています。
歴史ある日本の結婚式では花嫁さまが白無垢を着ることで、ふたりの新たな門出を祝う意味合いが込められています。
白無垢のスタイルは長襦袢の上に掛下を着用し、その上に白い打掛を羽織ります。
最近の流行りでは掛下に白を着用するのではなく、色のついた掛下を着用することもあります。
◎綿帽子とは?
綿帽子は白無垢と一緒に着用されることの多い頭飾りで、頭全体を覆う被り物です。
綿帽子には花嫁さまの顔を覆い、他の男性の目に触れないようにするという意味があると言われています。ウェディングベールと同じ役割を果たしており、新婦の顔が見えないことから花嫁の恥じらいを表しているともいわれています。
また顔を隠すことで魔除けの意味もあるとされており、新婦を寒さやホコリだけでなく邪悪なものからも守っているのです。
このように伝統的な結婚式では厳粛な雰囲気を演出するために綿帽子が選ばれるケースが多いですが、現代では白無垢に綿帽子を必ずしも合わせる必要はないという考え方が広がっています。

いかがでしたでしょうか。
今回は『白無垢と綿帽子』について紹介いたしました。
白無垢を着用する際に綿帽子は必須ではありません。白無垢を着る場合綿帽子を選ぶかどうかは完全に個人の好みによります。
昔は伝統的な神前式などで多くの花嫁さまが綿帽子を選んでいましたが、近年ではヘアスタイルを楽しむために綿帽子を選ばない人も増えています。
また写真のことだけを考えると、綿帽子がない方がお顔が見えやすく写真に表情が残りやすいでしょう。
阿部写真館では新郎新婦さまの叶えたいウェディングフォトのために、しっかりとサポートさせていただきます。
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