5月下旬から6月中旬の日本庭園は花菖蒲撮影がねらいめです!!
いつも華雅苑横浜店のブログをご覧いただきありがとうございます
今回は日本庭園での撮影に彩を添えてくれる花々の中で
【花菖蒲(あやめ)】についてご案内させていただきます

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横浜三渓園は春から夏まで様々なお花が月ごとに咲き誇り
和装写真を華やかに彩ります(^^♪
三渓園は花菖蒲でも大変有名で、約20種1万本の花菖蒲が植栽されています
5月下旬ころから菖蒲の花が咲きだします。
アジサイか花菖蒲のどちらかの開花がずれたりすると、運が良ければ菖蒲の花と紫陽花の両方を撮影できるかもしれませんね。

和装ロケをご希望のカップルはアジサイの季節を狙っている方が多く
三渓園の中も花菖蒲の季節は意外と人が少ない場合も多いです!!
新緑と花菖蒲のコントラストは大変素敵で、
気温もまだ暑すぎることなく快適な日が多いので
ロケ撮希望のカップルにはいい季節ですよ!!
三渓園の花菖蒲もとても素敵ですので、花菖蒲撮影も是非ご検討してみて下さい!!



【花菖蒲(あやめ)ってどんな花?】
ハナショウブはノハナショウブ(学名I. ensata var. spontanea)の園芸種です。
比較的水はけのよい場所を好みます(ただし開花期には特に水分が必要です)。
6月ごろに花を咲かせます。花の色は、白、桃、紫、青、黄など多数あり、絞りや覆輪などとの組み合わせを含めると5,000種類あるといわれています。
花弁の付け根は黄色です(アヤメは網目模様、カキツバタは白い一筋の線)。
葉幅はアヤメ(葉幅が狭い)とカキツバタ(葉幅が広い)の中間ぐらいとされています。
系統を大別すると、品種数が豊富な江戸系、室内鑑賞向きに発展してきた伊勢系と肥後系、原種の特徴を強く残す長井古種の4系統に分類でき、古典園芸植物でもあります。
第二次世界大戦後は系統間の交配も進んでいます。
他にも海外、特にアメリカでも育種が進んでいる外国系、キショウブとの交配によるキハナショウブ(アイシャドウアイリス)、原種ノハナショウブの自然変異タイプがあります。
近年考察では、おそらく東北地方でノハナショウブの色変わり種が選抜され、戦国時代か江戸時代はじめまでに栽培品種化したものとされています。
これが江戸に持ち込まれ、後の3系統につながりました。
江戸に持ち込まれたハナショウブの出どころとしては陸奥国郡山の安積沼などの説があります。
また、長井古種は江戸に持ち込まれる以前の原形を留めたものと考えられている。
【アヤメの名称】
アヤメ類の総称として、同じアヤメ属ですがアヤメ以外の種別にあたるハナショウブやカキツバタを含めて、「アヤメ」と呼称する習慣が一般的に広まっています。
特にハナショウブの別名は「ハナアヤメ」であり、縮めてアヤメと呼ぶ文化も根付いている為、間違いにはあたらりません。
「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句がります。
どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味ですが、見分けがつきがたいという意味にも用いられています。
【ショウブの名称】
「ショウブ」と呼称する例も見られるが、「ショウブ」単体の場合は、ショウブ科(古くはサトイモ科)に分類される別種の植物を指す意味合いが強いため、注意が必要です。ショウブ科のショウブの別称は「アヤメグサ」、現在のハナショウブは「ハナアヤメ」とはっきり使い分けをしていた時代もありました。
【伝統品種群の系統】
江戸系
江戸ではハナショウブの栽培が盛んで、江戸中期頃に初のハナショウブ園が葛飾堀切に開かれ、浮世絵にも描かれた名所となりました。
ここで特筆されるのは、旗本松平定朝(菖翁)です。
60年間にわたり300近い品種を作出し『花菖培養録』を著しました。
ハナショウブ栽培の歴史は菖翁以前と以後で区切られています。
こうして江戸で完成された品種群が日本の栽培品種の基礎となりました。
1910年(明治43年)からは宮沢文吾により神奈川県農事試験場(現日比谷花壇大船フラワーセンター)で当系の品種をもとに品種改良がおこなわれ、1915年(大正4年)から1920年(大正9年)頃までに約300品種が発表されました。
玉川大学教授 田淵俊人は、これを独特の花容から大船系と分けて分類するのが適切だと主張しています。
【伊勢系】
現在の三重県松阪市を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種群である。伊勢松阪の紀州藩士吉井定五郎により独自に品種改良されたという品種群で、菊、撫子と並ぶ「伊勢三品」の一つです。
江戸の商人には三井高利に代表される伊勢出身者が多く互いの行き来も盛んであり、紀州藩士も参勤交代が頻繁でありました。
このことから、実際には江戸系の影響を受けたであろうことが有力視されています。
昭和27年(1952年)に「イセショウブ」の名称で三重県指定天然記念物となり、全国に知られるようになりました。
【肥後系】
現在の熊本県を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種群です。
肥後熊本藩主細川斉護が、藩士を菖翁のところに弟子入りさせ、門外不出を条件に譲り受けたもので、「肥後六花」の一つです。
満月会によって現在まで栽培・改良が続けられています。
菖翁との約束であった門外不出という会則を現在も厳守している点が、他系統には見られない習慣です。
しかし大正に会則を破り外部へ広めてしまった会員がおり、現在では熊本県外の庭園などで目にすることができます。
【長井古種】
山形県長井市で栽培されてきた品種群である。同市のあやめ公園は1910年(明治43年)に開園し、市民の憩いの場でした。
1962年(昭和37年)、三系統いずれにも属さない品種群が確認され、長井古種と命名されたことから知られるようになりました。
江戸後期からの品種改良の影響を受けていない、少なくとも江戸中期以前の原種に近いものと評価されています。
現在、34種の品種が確認されています。
長井古種に属する品種のうち13品種は長井市指定天然記念物です。
近年、長井古種と他系の品種を掛け合わせてつくられた新品種を長井系と称しています。
21世紀現在、ノハナショウブの自生地ではハナショウブとの交雑個体が見られるようになっています。
交雑個体の中から選抜された優良個体を品種として発表しようとする個人や団体が表れることを予測して、新系統の乱立を防ぐため、ハナショウブ愛好家の全国組織・日本花菖蒲協会の2021年(令和3年)現在の会長清水弘は、 ノハナショウブ(各自生地ごとの標準個体、自然変異)と栽培品種(長井古種・長井系以外も)との交雑による(自然交配も人為交配も)品種についても、既存の長井系と合わせて長井タイプとする新たな分類を提唱しています。
これは長井という品種群について長井市に起源をもつ一系統というより、ノハナショウブと栽培品種の移行型である点を優先したものであり、原種と栽培品種の交配の初期世代でも同様の形質が表れるためです。
【名所】
【北海道】
·八紘学園花菖蒲園(札幌市豊平区) - 2 haの園内に約450種10万株
·あやめ公園(岩見沢市) - 敷地面積4.2 ha, 混植のアヤメ・カキツバタを含め168種約1万2000株(約15万本)
【青森県】
·手づくり村鯉艸郷(十和田市) - 約600種20万株
【岩手県】
·花と泉の公園花菖蒲園(一関市)
·毛越寺庭園(平泉町)
【宮城県】
·山王史跡公園あやめ園(栗原市) - 約500種12万株(長井系、ノハナショウブを含む)
·多賀城跡あやめ園(多賀城市) - 約2.1 haの園内にアヤメ、カキツバタを含む約800種300万本
【山形県】
·長井あやめ公園(長井市) - 3.3 haの公園内に500種100万本、長井系(長井古種)発祥地で34種が植栽されている。
【福島県】
·浄楽園(福島市) - 東北有数の日本庭園に約3,000株が植栽されている。
·四季の里緑水苑(郡山市) - 10 haの敷地内の池付近に約30万株が植栽されている。
·伊佐須美神社あやめ苑(大沼郡会津美里町) - 150種10万株が植栽されている。
【茨城県】
·水郷潮来あやめ園(潮来市) - 約1.3 haの園内に約500種類100万株。
【群馬県】
·華蔵寺公園水生植物園(伊勢崎市)
【埼玉県】
·菖蒲城趾あやめ公園(久喜市)- 約50種3万株
【千葉県】
・本土寺
·水郷佐原あやめパーク(香取市)
【東京都】
·皇居東御苑(千代田区)
·小石川後楽園(文京区) - 都立庭園
·清澄庭園(江東区) - 都立庭園
·明治神宮御苑花菖蒲園(渋谷区)
·堀切菖蒲園(葛飾区) - 江戸系および肥後系中心
·水元公園(葛飾区)
·しょうぶ沼公園(足立区) - 江戸系中心140品種、約8,100株
·吹上しょうぶ公園(青梅市) - 江戸系・肥後系・伊勢系など約10万株が植えられている。開花時期は6月の上旬から下旬。『吹上花しょうぶまつり』は5月下旬から6月下旬まで開催される。
·北山公園(東村山市)- となりのトトロのモデルのひとつとなった八国山緑地に隣接する自然公園。江戸系、伊勢系、肥後系、外国系など約170種7,000株[13]
【神奈川県】
・横浜三渓園
·横須賀しょうぶ園(横須賀市)
·明月院(鎌倉市)- アジサイ寺としての知名度が高いが、同時期に見頃を迎える
·神奈川県立フラワーセンター大船植物園(鎌倉市)
【富山県】
·県民公園頼成の森(砺波市) - 600種70万株
·高瀬遺跡公園(南砺市) - 約80種4万株
【岐阜県】
·曽根城公園(大垣市)- 約80種約1万6千株
【静岡県】
·修善寺虹の郷日本庭園(伊豆市)- 約300種7,000株
·加茂花菖蒲園(掛川市)- 約1,500種100万株
·はままつフラワーパーク(浜松市西区)- 約720種100万株
·小國神社一宮花しょうぶ園(周智郡森町) - 約130種40万本
【愛知県】
·鶴舞公園(名古屋市昭和区) - 約90種2万株
·東公園(岡崎市)
·賀茂しょうぶ園(豊橋市) - 約300種3万7千株
·赤塚山公園(豊川市) - 約120種5千株
·知立公園(知立市) - 約60種約3万株
【三重県】
·なばなの里(桑名市)
·九華公園(桑名市)
·亀山公園(亀山市)
·豊受大神宮(伊勢神宮外宮)勾玉池(伊勢市) - 約240種2,300株
【滋賀県】
·道の駅しんあさひ風車村新旭花菖蒲園(高島市) - 約150種20万株
【京都府】
·京都府立植物園はなしょうぶ園(京都市左京区) - 250種3,000株
【奈良県】
·柳生花しょうぶ園(奈良市柳生町) - 約460種80万株
·花の郷滝谷 花しょうぶ園(宇陀市) - 約600種100万本
【大阪府】
·城北公園(大阪市旭区)
·城山古墳小山花菖蒲園(藤井寺市)- ハナショウブ1万6千株とともにスイレンも植栽されている。
·高槻花しょうぶ園(高槻市) - 約500種、100万本の花しょうぶの他に、しゃくなげ、水ばしょうなどが植栽されている。
·山田池公園(枚方市)
【兵庫県】
·須磨離宮公園(神戸市須磨区) - 40種3,000株
·永沢寺花しょうぶ園(三田市) - 1 haの園地に650種300万本
·播州山崎花菖蒲園(宍粟市) - 6 haの園内に約1千種100万本、他にアヤメ70種20万本
·兵庫県立フラワーセンター(加西市) - 230種5万本
·永富家住宅秋恵園(たつの市) - 50種3,000株
【山口県】
·吉香公園城山花菖蒲園・吉香花菖蒲園(岩国市) - 2か所の菖蒲園に合計約140種11万株
【福岡県】
·夜宮公園(北九州市戸畑区) - 35種2万本
·宮地嶽神社江戸菖蒲苑(福津市) - 100種10万本
【佐賀県】
·大和中央公園花しょうぶ園(佐賀市) - 100種4万本
【大分県】
·神楽女湖菖蒲園(別府市) - 80種1万5千株
↓↓創業以来続く華雅苑のコンセプト↓↓
【日本の文化・伝統をしっかりと残したい】
日本人の心の拠り所である神社や庭園で、とびきりの和装体験をしていただきたい。
そして、すばらしい和の文化を後世に残していただきたい。
そんな願いを胸に、長年、神社の婚礼業務に携わってきた弊社代表が、どこより早く始めた前撮りのロケーション撮影。
【どのお客様にもわかりやすい料金設定】
なるべく多くの方にご興味を持っていただけるよう、創業からプラン内容は明朗に。
前撮りに必要なものはすべてプランに含まれていますので、プラン料金から値上がりしません。
プランさえ決まれば、後は撮影を心から楽しんでいただくのみ。
ご相談から撮影当日まで、専属スタッフがしっかりご対応します。
【季節や場所の個性まで表現したい】
ホテルやチャペルでドレスを着用した挙式がスタンダードとなっていく一方、年齢に関わらず前撮りの定番となったのが和装です。
中でも季節の移ろいを感じる神社や庭園での撮影は、どこか清々しく心まで整うよう。
神聖な空気も一緒に映し出せるよう、ストーリー性のある構図、ポージング、光の取り入れ方などを考慮しながら撮影を進めていきます。
神社や庭園・スタジオという背景の中で、和装の美しさをどのように引き立てるか。
そしておふたりの魅力をどう表現するか。
年間平均1万組のカップルとお付き合いしてきた経験豊富なスタッフが対応させていただきます。
撮影にはご家族やご友人が同席されることも多いです。
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