結婚式や前撮り、前髪どうする？

公開日：2025年4月5日（土）

③ 和装に似合うクラシックな前髪スタイルとは？

和装の前撮りでは、伝統的な雰囲気を大切にしたいと考える方も多いでしょう。特に、白無垢や色打掛、引き振袖といった格式のある衣装を着る場合、前髪のスタイルも全体の印象を大きく左右します。クラシックな前髪スタイルを取り入れることで、上品さや気品を引き出し、和装ならではの美しさを際立たせることができます。ここでは、伝統的な和装にぴったりの前髪アレンジを詳しく紹介します。

1. ぱっつん前髪：レトロモダンな雰囲気を演出

均一に揃えたぱっつん前髪は、目元を強調し、顔全体のバランスを整える効果があります。和装に合わせることで、どこかノスタルジックな雰囲気が漂い、大正ロマンを思わせる仕上がりになります。特に、クラシックな柄の色打掛やアンティーク着物と組み合わせると、現代的なアレンジを加えつつも、伝統的な魅力を引き出すことができます。

また、ぱっつん前髪は、比較的シンプルなまとめ髪と相性が良いため、低めのシニヨンやタイトにまとめたアップスタイルと合わせることで、洗練された印象になります。可愛らしさと品の良さを両立できるスタイルです。

2. フィンガーウェーブ：上品で華やかな仕上がり

フィンガーウェーブは、前髪に波打つようなウェーブをつけ、艶やかに仕上げるクラシカルなヘアスタイルです。1920～30年代のヨーロッパや日本のモダンガールたちのトレンドスタイルで、レトロな雰囲気を演出できます。

このスタイルは、特に光沢のある白無垢や豪華な刺繍が施された色打掛と相性が良く、格式の高い雰囲気を引き立てます。大正ロマンや昭和初期のクラシックなムードを求める方にぴったりです。さらに、ヘアオイルやポマードでしっかりと艶を出すことで、より洗練された印象に仕上げることができます。

3. センターパート：大人の落ち着きを演出

センターパート（中央分け）の前髪は、シンプルながらも上品で落ち着いた雰囲気を作り出します。顔の輪郭を引き締め、エレガントな印象を与えるため、特に面長の方に向いているスタイルです。

このスタイルは、低めのシニヨンやタイトにまとめた髪型と組み合わせることで、よりクラシックな仕上がりになります。また、かんざしや金箔をアクセントに加えると、華やかさもプラスできます。格式ある婚礼衣装とよく調和し、伝統を重んじたスタイルを求める方に適しています。

4. ポンパドール：華やかさと気品を両立

前髪をふんわりと立ち上げるポンパドールは、顔をすっきりと見せながらも、上品で華やかな印象を作ることができます。特に額を出すことで、表情が明るくなり、よりフォーマルな雰囲気を演出できます。

このスタイルは、高めの位置でまとめたアップスタイルや、しっかりとまとめた夜会巻きと相性が良く、格式のある婚礼スタイルに適しています。また、金箔やかんざし、花飾りを組み合わせることで、さらに華やかさを増すことができます。特に、格式のある神前式や、和の伝統を重んじる婚礼シーンにぴったりのスタイルです。

5. 斜めに流す前髪：エレガントな印象に

前髪を斜めに流すことで、大人っぽく上品な雰囲気を演出できます。前髪をサイドに流すことで、顔のラインを自然に引き締め、洗練された和装姿を引き立てます。