光と影が織りなす、"二人らしい"一日の作り方
結婚という特別な節目を、形に残すウェディングフォト。 「せっかく撮るなら、ありきたりじゃない、自分たちらしい写真がいい」 「作り込んだ表情よりも、自然な笑顔の瞬間を残したい」 そうお考えのカップルも多いのではないでしょうか。 今回は、そんな想いを叶えるウェディングフォトのヒントを、横浜の素晴らしいロケーションで撮影されたお二人の写真と共にご紹介します。 キーワードは**「光と影」、そして「ナチュラルな動き」**。 撮影当日の天気さえも味方につけて、思い出を作り上げる秘訣をご覧ください。

今回撮影の舞台となったのは「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」。
なぜこの場所がウェディングフォトに最適なのでしょうか。
開放感あふれる空と海のパノラマ
広大なウッドデッキに立てば、遮るもののない青空と横浜港の海がどこまでも広がります。
背景には横浜ベイブリッジが佇み、これ以上ないほどの開放感とスケール感のある一枚が撮影できます。
都会的で洗練された背景
振り返れば、みなとみらいのアイコニックなビル群が。海や空の自然な風景と、モダンな都市景観の両方を一枚の写真に収めることができるのも、この場所ならではの魅力です。
建築美が生み出すアートな空間
ターミナルの内部は、直線と曲線が織りなすユニークなデザイン空間。差し込む光と影が創り出すコントラストは、まるでアート作品のようなドラマチックな雰囲気を演出してくれます。


天候を味方に。「光と影」で描く二人の物語
ウェディングフォトは天候に左右されがちですが、晴れの日の強い光さえも、素敵な演出ツールになります。
逆光で創り出す光が二人をふんわりと包み込み、優しくキラキラとした、幻想的な雰囲気の写真に仕上がります。
お互いを見つめ合う柔らかな表情が、より一層引き立ちます。
シルエットで魅せる、ドラマチックな瞬間
あえて二人を影として描き出すシルエット写真は、ぐっと印象的でおしゃれな一枚に。
背景の美しい空の色との対比が、二人の存在感を際立たせます。
手と手を重ねるその先に太陽の光が差し込む。そんな瞬間もカメラマンは逃しません。


「決めポーズ」だけじゃない。ナチュラルな表情を引き出すために
ウェディングフォトに必要なのは、完璧なポーズよりも心からリラックスした二人の自然な表情です。
歩く、笑いあう、ただそれだけでいい
「はい、笑って!」と言われると、つい顔がこわばってしまうもの。
そんな時は、少しおしゃべりをしながら歩いてみたり、手をつないでみたり。
ふとした瞬間にこぼれる笑顔こそシャッターチャンスです。
カメラを忘れる時間を作る
撮影中は、少しだけカメラの存在を忘れて、二人の世界に入ってみましょう。
そんな親密な空気感を、大切に切り取ります。
顔が写っていなくても、二人の愛情や信頼関係が伝わる写真はたくさんあります。
指輪やカフスボタンといった小物にフォーカスすることも、写真にストーリー性を与える素敵なアイデアです。



ウェディングフォトは、単にドレスやタキシード姿を記録するだけのものではありません。
その日の光、風、空気感、そして何より、お互いを想う気持ちそのものを写し出すものです。
横浜の美しいロケーションを舞台に、光と影を味方につけ、ナチュラルな二人を記録する。
そんなウェディングフォトは、何年経っても色褪せない、特別な宝物になるはずです。
これから撮影を考えている皆さんも、ぜひ「二人らしさ」を大切に、2人らしいフォトウェディングを楽しんでくださいね。
