ヘアアレンジでウィッグを使うメリットと注意点
こんにちは、マリアージュことぶきです。
いつもスタッフブログをご覧頂いている皆様、誠にありがとうございます!
先日、ショートヘアのアレンジ方法についてのブログを書いた際に、ウィッグについて少しお話させて頂きましたが、今回はそのウィッグにスポットを当てて【ウィッグを使うメリットと注意点】についてご紹介したいと思います。

まず、アレンジをする際にウィッグを使うというのは聞きなじみがない方もいらっしゃると思います。実は、結婚式やフォトウエディングの際にウィッグを使う花嫁様は意外と多く、定番アイテムでもあるみたいなんです!!
ウィッグにも医療用やおしゃれ用などありますが、それぞれの女性の悩みに特化した商品がたくさん出てきているのも事実。
「希望のヘアスタイルはあるけど、今の自分の髪型では難しい...」
そんな時に女性が頼りたいアイテムが【ウィッグ】なんですね!!
実際に、当店のお客様の中にも、「ウィッグを使いたい」という要望を頂くことも多く、ヘアアレンジをするときの手軽なアイテムになりつつあるんだなと感じます。
【ウィッグの種類とは??】
ウィッグにも「フルウィッグ」「部分ウィッグ」「エクステ」と種類がたくさんあります。
◇フルウィッグ
一般的にイメージされるウィッグといえばフルウィッグではないでしょうか。
地毛を全て隠した状態でアレンジをするのが特徴的ですよね。
ロングからショートに、ショートからロングに、とボリュームだけでなく長さも変えることができます。地毛となじませる必要がないため、結婚式のお色直しなど時間がハードスケジュールの時などには、事前にヘアスタイルを作っておくこともできるみたいです。
◇部分ウィッグ
いわゆる付け毛のことです。前髪や襟足などピンポイントに髪の毛の長さ、ボリュームを出すことのできるアイテム。ブライダルのお客様に関しては、部分ウィッグを使用する方が多い気がします。地毛の足りないところに部分的に付け足すことができるので、使いやすいのかもしれませんね。また、地毛と馴染ませながらアレンジをしていくので、自然に仕上がりやすいという点も部分ウィッグの良いところなのかもしれません!
◇エクステ
ウィッグとは違い、地毛に直接毛束をくっつけて髪の毛の長さを伸ばすアイテム。
長さを出したり、つける位置によってはボリュームを出すことも可能です。美容室でしてもらう必要があるためコストはかかってしまいますが、美容師さんと相談しながらできるというのがメリットでもあります!「こんな感じのヘアスタイルにしたい」とイメージを伝えると、それに合う長さや、つける位置を考えてくれるので安心ですよね。
【毛質にも種類が?!】
実は、ウィッグの毛質にも「人毛」「化学繊維毛」「人毛ミックス毛」の3種類があります。
◇人毛
人間の実際の髪の毛を使用したもの。そのため、地毛とも馴染みやすくより自然な仕上がりになります。耐久性も高いので長く使えるのも嬉しいポイント!
ただ、絡まりやすいので長く使うためには、シャンプーやトリートメントなどケアが必要になります。また、本物の毛を使用した天然素材のため、価格が高くなりがちな商品でもあります。
◇化学繊維毛
ポリエステルやプラスチックなどで作られたもの。形状記憶効果があるため、スタイルキープ力には優れていて、髪型が崩れにくいのが特徴です。長時間かかる結婚式のウィッグには適しているのかもしれませんね!
ただ中には、不自然な光沢感があり地毛と馴染みにくいものもあるようです。しっかりチェックして選ぶ必要がありますね。
◇人毛ミックス毛
人毛と化学繊維毛の両方を使用した素材。人毛の自然さと人工毛のスタイリングのしやすさを兼ね備えているのが特徴です。どちらともの良いとこ取りをした商品なんです!
スタイリングをした時の自然さを求めるなら「人毛」か「人毛ミックス毛」を選ぶのがよさそうですね♪
【ウィッグを選ぶ時の注意点】
スタイリングをした際により馴染みやすく自然に仕上がるコツを伝授しますね!!
①地毛の色味に合ったものを使用する。
ブラックやブラウンなど無難な色はよく見かけますし、地毛とも馴染みやすい印象でですが、ヘアカラーをした場合、同じ色が見つからないことも考えられます。どうしても同じ色が見つからない場合は、ウィッグと同じカラーに染め直してもらいましょう。
②コテ・アイロンを使用OKのものを選ぶ。
アレンジをする際には、コテやアイロンを必ず使用します。その為、高度な熱にも耐えられる「耐久毛」を選ぶことがマスト!!人毛の場合は問題ないですが、人工毛の場合は商品によって熱がダメなものもあるので注意して選んでみてくださいね。
③つむじの自然さも要確認!
フルウィッグの場合は、地肌の部分も人工的に作られているため、つむじや毛流れの自然さというのも重要なんです。より人間の肌や毛流れに近いものを選ぶと、もっと自由にアレンジを楽しめると思いますよ!
④襟足の部分ウィッグはショートヘアには使えない!
一番簡単に長さを出せるのが襟足ウィッグ。
しかし、地毛に馴染ませて使う商品なので、より自然な仕上がりにするには、ある程度の長さが必要なんです。ショートヘアや、ボブヘアの方は、ハーフウィッグを使うのがいいでしょう。
地毛の長さが、肩から鎖骨までの長さがあれば、アップスタイルの可能ですしある程度のヘアスタイルはできると思います!しかし、自分の希望のヘアスタイルが今の髪の長さでは難しい場合は、ウィッグに頼るのも一つの手です!
全ての花嫁様が「髪が短いから...」「ボリュームが足りないから...」という理由で、理想のヘアアレンジを諦めたりすることなく、全力で当日を楽しめますように。