三渓園が和装前撮りとして注目されるのは『日本庭園』+重要文化財の建築物なんです!


三渓園の庭園の概要についてお伝えしましたが、三渓園は日本庭園としても広大で大変すばらしいのですが、広大な17.5haの敷地に三渓園には多くの重要文化財が保存されて、
国の重要文化財建造物10件12棟(移築元:京都府5棟、和歌山県3棟、神奈川県2棟、岐阜県1棟、東京都1棟)、横浜市指定有形文化財建造物3棟を含め、17棟の建築物を有しています。
この需要文化財の建築物は、日本庭園内にある重要文化財を背景に撮影する事で、お二人の和装姿を一層引き立てて、撮影バリエーションを増やしています。
このように三渓園の和装撮影が大注目される理由の一つでただ日本庭園だけではなく、三重塔や御門や、臨春閣等の京都や鎌倉から移築された、壮大な重要文化財が日本庭園和装撮影を一層引き立てるところです!!!
ここまで日本庭園内に和の雰囲気を引き立てる建造物がある庭園は他にはなかなかないですよ!!
そんな三渓園にある重要文化財のご紹介をさせて頂きます!!
【臨春閣】
江戸時代前期、1649年(慶安2年)建築。旧紀州徳川家藩別邸。紀州徳川家の初代徳川頼宣が紀州和歌山(和歌山県岩出市)に建てたもので、狩野派の襖絵などが見所です。 1915年に移築されました。岩出御殿。数寄屋風書院の建物です。 第一屋に玄関があり。第一屋と第二屋が平屋、第三屋のみが二階建てとなっております。 屋根は檜皮葺き、庇は杮葺き。2019年1月から30年ぶりの大規模修理に入り2023年に修繕が完了しました。 この臨春閣の姿は内苑の景観の中心となるもので、三溪園が「東の桂離宮」と称される所以となっています。 御門から撮影をしたときに御門から続く石畳の先に檜皮葺屋根が写真に写ります。また、紅葉時期には臨春閣の後ろにある壮大な紅葉を背景に和装撮影をすることができます。

【月華殿】
安土桃山時代、1603年(慶長8年)建築。
三室戸寺金蔵院(京都府宇治市)より1918年移築。
屋根は檜皮葺き、入母屋造で、庇は杮葺きです。
内部は、檜扇の間(十二畳半)と竹の間(十五畳)から成っております。
檜扇の間と竹の間の境には欄間があり、この欄間の縁は黒漆塗り、狩野永徳の下図によると伝えられている菊花と菊の葉の透彫が入れられています。

【旧天瑞寺寿塔覆堂】(てんずいじじゅとうおおいどう)
1591年(天正19年)建築。
豊臣秀吉が母の長寿を祝って建てたものといわれています。旧大徳寺塔頭天瑞寺より1902年に移築されました。
近くにモミジの木があり、真っ赤なモミジとのコントラストがすてきです
【聴秋閣】
1623年(元和9年)建築。徳川家光の命により佐久間実勝が京都・二条城内に建築。
当時は「三笠閣」と称した。これが家光の乳母である春日局に下賜され、春日局の孫の稲葉正則の江戸屋敷に移築。さらに1881年に東京府牛込区若松町(現・東京都新宿区若松町)の二条家(当時の当主は二条基弘)に移築。1922年に三溪園に移築。聴秋閣という名は三溪園に移ってからの名である。
秋は真っ赤なモミジに囲まれ、印象的なたたずまいになります

このように多くの重要文化財が日本庭園での和装撮影を引き立ててくれます!!
全ての建築物と撮影をするわけではありませんが、少しでもこれらの重要文化財のことを知ったうえで撮影にご参加いただけると一層『横浜三渓園』での和装撮影をお楽しみいただけます!!