Kodawariこだわり
POINT1四季の花々と御所車が紡ぐ、格式高い織の美
春の到来を告げる椿、の季花で長寿延命の象徴でもある菊、四季折々の花々をあしらい、高貴さの象徴である御所車を描きました。紹(しょう)巴(は)織(おり)の繊細な特長と、西陣織の大胆な表現、独特の風合いをもつ特殊糸を織り込んだ存在感溢れる逸品に仕上げました。
POINT2格式高き文様と四季の花が織りなす華やぎ
能衣装にも使用されていた、名物裂(めいぶつぎれ)と呼ばれる高級織物の柄を題材に、様々な文様を大胆に割り付けました。また、百花の王とされる牡丹や菊・桜など春秋を彩る様々な花が咲き誇ります。糸の使用量を多く使用しており、模様がふっくらと浮き上がる手織の織物の風合いを機械織りで表現しました。古典的な柄を現代風にカラフルな配色で仕上げた、豪華で華やかな印象の高級感のある御衣裳です。
POINT3幸福を纏う、伝統美が輝く吉祥文様の色打掛
花の中でも最上位である菊の花には、高貴・延命長寿・邪気払いなどの意味があるとされ、春に先駆けて咲く梅の花には耐え忍ぶ静かな強さと美しさを表すとされています。そこに「長寿」や「子孫繁栄」を願う橘や藤、古来より日本の自然に育まれてきた華麗な四季の草花が華やかに咲き誇る雅やかな吉祥文様を描いた色打掛は、通年着用可能な西陣織の御婚礼衣装です。