願いを込めて選ぶこと
こんにちは。
ENISHI PHOTO WEDIING衣裳スタイリストの福本です。
最近ではSNSなどで気軽に情報収集ができるので、
「私、骨格診断は◯◯だからこういうラインのドレスが着たいです」「お肌はブルベです!」と、
ドレスに関してはご自身のイメージやお好み等をしっかりお待ちの新婦様がたくさんいらっしゃいます。
しかし和装になると「着物は成人式以来です…」「どう選んでいいのかわからない」と、
なんとなくお店の人におススメされたものや、プランについているものを選んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お着物を選ぶ際、柄に込められた願いや意味を知って、
ご自身らしいスタイリングが叶うよう、花嫁衣裳の柄についてご紹介したいと思います。
さて、まずは定番の【鶴】です。
縁起のいい鳥として有名ですよね。


鶴は、亀と同様に「長寿」の象徴です。
また、鶴のつがいはずっと相手を変えないことから、
夫婦愛の象徴として古くからお着物の柄としても親しまれてきました。
鶴が羽を広げている姿はとても優美で、女性らしいしなやかさを感じさせてくれますね。
次に【鴛鴦(おしどり)】です。


一般的にはあまり馴染みのない柄かも知れませんが、当サロンでは鴛鴦の色打掛がございます。
「おしどり夫婦」という言葉があるように、仲睦まじく寄り添って離れないという意味があります。
丸いフォルムと可愛らしい顔が、鶴よりも柔らかい印象を与えてくれますね。
最後にご紹介するのは【鳳凰(ほうおう)】です。



中国には昔から「鳳凰が現れる=人生の転機につながる良いことが起こる前触れ」という言い伝えがあります。
躍動感があり迫力満点。とっても華やかな印象です。
いかがでしたでしょうか。
今回はお着物を彩ってくれる鳥さん達をご紹介しました!
他にも、お花柄や、吉祥紋様と呼ばれるおめでたい柄などがたくさんありますので
またの機会に少しづつご紹介していけたらと思います。
お洋服やドレスと同じように、
和装をお選びの際にも、ご自分らしさを演出してみませんか?
お写真のことはもちろん、
スタイリングに関しましてもお気軽にスタッフまでご相談下さいませ。