最後の振袖姿をフォトウエディングで
こんにちは、マリアージュことぶきです。
いつもブログをご覧頂いている皆様、誠にありがとうございます♬
皆さま、最近和装のトレンドになっている〝掛下コーディネート〟をご存じでしょうか??
掛下とは、白無垢や色打掛の下に着る着物のこと。
通常は白色の掛下を使用するのが一般的ですが、最近では色や柄の入った着物を合わせるスタイルがおしゃれだと注目を集めています。
白無垢に合わせると差し色で引き締まった印象に、色打掛に合わせるとより華やかな印象にしてくれるんです。
そんな自分好みに掛下を合わせることを〝掛下コーディネート〟と呼ばれ、花嫁たちの間で広まっていきました。
そんな掛下のコーディネート、色掛下だけでなく、振袖でもできちゃうんです!!
今回は、掛下の代わりにご自前の振袖を使って撮影したお客様のご紹介をしたいと思います。

今回の新婦様は、白無垢にご自前の緑の振袖を合わせてコーディネートしました。
成人式の時に自分用に両親が作ってくれた大切な振袖。
最後の振袖姿をフォトウエディングで残したいと今回ことぶきにご相談くださりました。
「振袖は結婚したら着れないの?」
そうなんです。振袖は基本的には〝まだ結婚していない未婚の女性のみが着ることのできる礼服〟とされています。
結婚後には、訪問着や留袖など袖の短いタイプの着物に代わってしまうんです。
もう着る機会がないと考えると、綺麗に写真に残しておきたいと思う気持ちがとてもよく分かりますよね。
今回、白無垢の状態はもちろん、脱いで振袖の状態での撮影もご希望でしたので、着物だけでなく帯などの小物類も使えるものは全てご自前のもので着付けました。
日本庭園でのロケーションだったので、緑の振袖との相性も良く、より華やかで映えるコーディネートに仕上がりました。
とてもお似合いですね(^^)

自分で書いてきた「振袖らすと」の習字と一緒に振袖姿で撮影。
あえてのプロポーズショットでブライダル感も忘れずに!
振袖姿もしっかり残せてとても喜んで頂けました。
丸く可愛らしい花が特徴的で、モダン風にも感じられる振袖。
濃い緑はシックなイメージになりがちですが、この振袖は、新婦様の明るく可愛らしい雰囲気にぴったりの1着でした!

これは新婦様が成人式の時に振袖姿で撮影した二人の写真。
今回のラスト振袖にちなんで、この写真をセレクトしたそうです。
20歳の時の初々しい気持ちとはまたきっと違うフォトウエディングの撮影、とても感慨深いですよね。
最近は和装の着こなしも様々。
掛下や和装小物の種類も豊富に登場しています。
従来の和装の品格も残しつつ、どんどん今風にアップグレードしていくのがとても新鮮で楽しいです(^^)
実は、掛下の代わりに振袖を着られる方は、ことぶきでは今回が初めてでした。
振袖ならではの華やかさは、やはり写真でもしっかりと伝わりますね。
自前の振袖は持っているものの、なかなか着たり写真に残す機会が少ないのも現実。
こういった節目にしっかり形として残るのは記念になりますし、嬉しいですよね~
振袖をお持ちの方はこんなフォトウエディングも是非!!