10年の月日

こんにちは、マリアージュことぶきです。
スタッフブログをご覧いただいている皆様、いつもありがとうございます。
この仕事をしているとたくさんの新郎新婦様とお話しさせていただく機会があります。
相談、衣装合わせ、撮影日。一度だけでなく何度もお会いできるので、その度にいろいろなお話が聞けてとても楽しいです(^^)
先日撮影された新郎新婦様から聞いたお話がとても素敵で印象的だったので、皆さまにご紹介させて頂きたいと思います♬
今回のお二人は、結婚式を控えている新郎新婦様で、前撮りとしてことぶきをご利用頂きました。
和装1点で、栗林公園での撮影がご希望だったお二人。彼女は白無垢で掛下をブルーに変更、彼は白紋付の白×白コーデでとても爽やかな組み合わせでした。
とてもお若い新郎新婦様でしたが、このお二人なんと〝付き合って10年〟なんだそう。
高校の時の同級生で、お付き合いされたのが高校1年生の時。
長くお付き合いしていると、結婚のタイミングを見逃してしまいがち、という話をよく聞くので、新郎様にも尋ねてみたところ、、
「本当にタイミング難しかったです!!!」と。
結婚の話が話題に出ていなかった訳ではないけれど、なかなか話は進まなかったみたいです。
お付き合いが長くなればなるほど、そばにいるのが当たり前になってタイミングを失っていくんですね。
しかし、お二人は同級生ということもあり、共通の高校の友人がいたので、そのお友達からの後押しというのはとても大きかったそう。
彼からしても、「別れるという選択肢はなくて、先で結婚は考えていたので、その話が出たタイミングでここだ!って思った」と話していました。
その場で友人に「結婚する!!!」と宣言したそうです。
結婚のタイミングは個人によって色々で、「何歳になったから」「何年付き合ったから」という決まりはないですよね。
だからこそ、自分だけでなく相手の意思や気持ちが重なるタイミングを考えるとより難しい。
なかなか動き出せなくても、覚悟ができてからの人の行動は早いんだな、と今回の話を聞いて感じました。
彼の覚悟が固まって、プロポーズの日。
サプライズで母校の高校まで彼女を連れていき、正門の前でプロポーズしたんだとか。
二人が出会い、惹かれあって、付き合った思い出の場所でのプロポーズ、とてもロマンティックなシチュエーションですよね~
そんな感動的な話を聞いたら、カメラマンも居てもたってもいられず、栗林公園の撮影後、サプライズでお二人の母校まで直行。(笑)
数枚ではありますが、あの時プロポーズした場所で撮影させて頂きました。
10年の月日は長くて、でも二人で過ごした時間はあっという間だったと。
これからもその年月の何倍も長くお二人の幸せが続きますように…
貴重なお話が聞けて幸せでした。ありがとうござました!!