【白無垢】裏赤を知っていますか？？

公開日：2024年1月19日（金）

〖和装婚〗この言葉ができるほど、今花嫁様の間で和装がブームなんです！！
色打掛と白無垢の2種類に分けられる和装ですが、近年は白無垢が注目されているのは知っていますか？？？では、その理由は何なのでしょうか？？
それは、白無垢も進化し現代風にアレンジできるようになったからです！掛下や和装の小物の色を変えて自分らしくコーディネートする花嫁様が増え、白無垢におしゃれというイメージが定着していったのですね！！
「白無垢は真っ白に着こなすもの」という風潮がだんだんと薄れているように感じます。従来の真っ白の白無垢も花嫁さんという雰囲気でとても美しいのですが、時代の流れによって和装の概念も変化し続けているのです！

そこで本題です！
白無垢にカラーを加えるとなると、掛下や和装小物の色を変えるしかないと思われがちですが、白無垢には【裏赤】があることを知っていますか？？
裏赤とは．．．裏地に赤色が用いられている白無垢。

実は白無垢はもともと裏地が赤色のものが多かったんです。赤色は「血」を表していて、「内に秘める情熱と一生懸命にお仕えする」という意味が込められているそうです。その為、江戸末期時代に白無垢の裏に赤を用いるようになったのだそう。色打掛で赤色がよく選ばれる理由もここからきているのかもしれませんね！
白無垢は真っ白のイメージが強かったですが、裏赤の方が歴史が深いということです！
そんな裏赤は実際どんな雰囲気なのでしょう。見ていってみましょう♪

このように、裏地の部分だけでなく、袖やフキ(裾の分厚い)部分にもほんのりと赤色が見えてくるんです。紅白は縁起の良い色とされていますし、和の雰囲気が強く感じます。真っ白の白無垢よりアクセントが出てより華やかな印象に見えませんか？
このお客様はロケーション撮影でしたのでおからげ(裾を上にあげて着付ける方法)をしているため、裏地の部分が見えづらくなっておりますが、スタジオなどの屋内の場合、お引きにして撮影できますので、よりしっかりと裏地の赤を見せることができます！

白無垢にも白色だけでなく、裏赤や、刺繍に色が付いているものなど様々な種類があるんです。
ことぶきは、衣装合わせに際に着数や時間の制限が特にございません。気になるものは全てご試着して頂けます！
デザインや色味が少し違うだけで雰囲気ががらりと変わる白無垢を是非楽しんでみて下さい♪

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