ウエディングベールの持つ意味とは??
ウエディングドレスには欠かせない必需品【ウエディングベール】
ウエディングベールは花嫁様の象徴として、これまで親しまれてきました。そんなベールに対して、「結婚式ではつけてみたい」とイメージされていた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか??
今では、ブライダルで当たり前に使われているベールですが、意味や由来についてまでは深く知る機会は少ないですよね。
今回は、挙式や前撮り、フォトウェディングを控えている新郎新婦様必見!ウエディングベールの持つ意味や由来についてご紹介します☆

《ウエディングベールの意味》
ベールとは結婚式で新婦様の顔や頭を覆う薄い布のことを指します。ウエディングベールの歴史は古く、古代ギリシャ・ローマ時代まで遡ります。
【意味①魔除け】
ベールの持つ意味として最も知られているのが、邪悪なものから身を守る魔除けです。可憐で繊細な見た目とは裏腹に、邪悪なものから花嫁を守るための盾の役割を持っていると言い伝えられてきました。そのイメージは根強く、今でもキリスト教のミサなどでも着用され続けているようです。
【意味②母親からの愛情】
花嫁を柔らかく包み込むベールには、母親の愛情の象徴という説もあります。結婚式は、両親からの巣立ちを意味しますが、花嫁のベールは、今日まで娘を守り抜いた親の証というものも感じられますね。
【意味③貞操】
イスラム社会では、女性は顔を布で覆い、肌の露出を避ける文化があります。ベールにも「覆う」「隠す」という意味があるように、同じベールをまとう花嫁様も貞操を守ってきた女性の象徴とみなされるそうです。
《ベールの種類》
ベールにも長さや色、デザインなど種類は様々なんです。
まず、長さは「ショートベール」「ミディアムベール」「ロングベール」の3種類。
◇ショートベール…二の腕が隠れるぐらいの長さ
◇ミディアムベール…お尻が隠れるぐらいの長さ
◇ロングベール…下に引きずるぐらいの長さ、長いもので3~4mのものも。
丈が長いほどエレガントな印象に、短くなればなるほどカジュアルで可愛らしい印象になります。
【ベールを選ぶポイント】としては、
・ドレスのデザインとの相性
・式場やロケーション場所の広さ
・撮りたい写真の雰囲気
などが挙げられます。
可愛いと思って選んでも、せっかくのドレスの装飾まで隠してしまってはもったいないですよね。自分が気に入ったもの+ドレスとの相性が良いものを選ぶように心がけてみましょう。
式場や撮影場所の広さも意外と重要!敷地が狭い場所では、せっかくのロングベールが綺麗に広げられない恐れもあります。場所の雰囲気は事前に確認しておきましょう。
撮りたい写真の雰囲気によっても長さは左右されます。例えば、ベールが後ろになびいているようなショットが撮りたい場合、ショートベールでは撮影できないのでロングベールを使う必要があります。ベールを使ってこんな写真が撮りたいというイメージがある方は、事前にカメラマンに相談しておくのが安心でしょう!
また、ベールの色も「ホワイト」「オフホワイト」「アイボリー」といろいろ。
ベールの色味は、ドレスの色味と合わせるのが基本です。ウエディングドレスにも絶妙な色味の違いがあります。自身が選んだドレスの色味に合うベールからお気に入りの1つを選んでみましょう。
《ベールダウンとベールアップの意味》
挙式をされる方がする儀式として、「ベールダウン」と「ベールアップ」があります。
どちらもベールに関する儀式ですが、意味は全く異なりますので、ご説明しますね!
「ベールダウン」…挙式の直前に新婦様のベールを新婦母様や大切なご家族様におろしてもらうセレモニーです。ベールをおろすのは、すべての支度が完了してから、バージンロードを歩く前の最後の身支度です。その為、「母親が手伝う最後の身支度」という意味も込められています。
「ベールアップ」…新郎様が新婦様のベールを持ち上げて、顔をあらわにするセレモニーです。挙式でベールアップをするのは、新郎新婦様が誓いのキスをする直前。ベールを挙げるというのは魔除けとお母様の守りを取り、今後は新郎である自分が新婦を守っていくんだ!という決意の表れでもあるようです。
挙式をされるご予定がない新郎新婦様の中にも、フォトウェディングの際にご家族様を招待して、小さなセレモニーをされる方もいらっしゃいます。大きくはなくても雰囲気は味わえるのは、とても嬉しいですよね♪
いかがでしたか??
ベールの意味や由来を知ると、挙式やフォトウェディングに対しての想いも深くなりますよね。
当店では、フォトウェディングの際に使うベールは無料で貸し出ししております!長さや色味、デザインも豊富にご用意しておりますので、ご自由に選んでみて下さいね:)
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!