満足するフォトウェディング準備の仕方と注意点
こんにちは!
フォトグラファーの浅野です。
カタチに残り、見返すことでいつでもその時の感動がよみがえるフォトウェディング。
幸せな2人の姿を記念のフォトで残せるように、どんな準備をすればいいのか、
フォトウェディングの準備の仕方と注意点をご紹介します。

①自分のイメージ、プランを固めよう
フォトウェディングをすると決めたら、希望するイメージを固めます。
どんな気持ちやメッセージをこめたいのかを考えることで、
ウェディングフォトが「新しい始まりの記録」として、見る人の心に刻まれます。
イメージを考えるときは、インスタグラムも参考になります。
フォトウェディングで表現しているシチュエーションやポーズ、撮影場所などをチェックしていくうちに、
具体的にイメージできるようになります。
2人で撮影するのか家族も一緒なのか、衣装は和洋どちらにするのか、
どんな場所でどんなシチュエーションで撮るのか。
「生きる写真」として、その日の瑞々しさや温もりが見る人に伝わることが、
フォトウェディングの最大の特徴です。

②理想の衣装を探す
フォトウェディングでは、依頼するスタジオに自分の着たい衣装があるかどうかもチェックしましょう。
その際、衣装の試着が可能かも確かめます。
ロケーションフォトの場合、場所によっては衣装が汚れてしまう可能性もあるため、
衣装を返却するときの状態やクリーニングが必要かなどについても、事前に確認しておきましょう。
自分で他からレンタル衣装を持ち込む場合は、レンタル期間について注意が必要です。
特にロケーション撮影など、事前にその衣装を準備する必要があるときは、
レンタル期間もその分プラスとなり、費用がかかることにもなります。
フォトウェディングを依頼するスタジオにどんな衣装が揃っているのかは、
ホームページなどで事前にチェックを。
スタジオでレンタルできれば、準備の負担も軽減できます。

③カメラマンや、スタジオの実績を確認
フォトウェディングでは、そのスタジオの実績を事前にチェックしておくことがおすすめです。
ホームページやインスタグラムで、これまでに撮影された写真が公開されていることも多く、
ポーズやロケーション、小物使いなど、
自分たちが叶えたいフォトウェディングのイメージを固めるときの参考にもなります。
スタジオによっては、カメラマンの指名が可能なところもあり、
カメラマンの実績写真が公開されていれば、ぜひチェックしましょう。
新郎新婦が希望するイメージを叶えるにはフォトグラファーとの相性も大切です。
当日のカメラマンを指名できるなら大きな安心感に繋がるかもしれません。

④希望のプラン、衣装、撮影をしてくれるスタジオに相談
フォトウェディングは、2人の思いやまわりの人への気持ちを表現する大切なセレモニー。
具体的なイメージを持ってスタジオへ相談することが、2人の希望を叶えるためにも大切です。
特に、希望するロケーションやシチュエーションで撮影が可能かどうかは、重要です。
日本国内はもちろん、海外にも拠点を持つスタジオは、お2人の相談にも幅広く応えてくれるはずです。
イメージをしっかり伝えましょう。
衣装・ヘアメイク・撮影データの形式やサイズ、カット数などの具体的な項目も、
どこまでがプランの範囲でどこからがオプションなのかも、事前に確認をしましょう。
忘れないように、打ち合わせではメモを取っておくと安心です。

⑤当日打ち合わせでは、ヘアメイクの希望をわかりやすく伝える
「イメージしていた仕上がりじゃなかった」と後悔の声が多い、ヘアメイク。
満足できるフォトウェディングにするためにも、打ち合わせで具体的なイメージを伝えることが大切です。
できればイメージする写真・画像を持っていきましょう。
「こんな感じで」と伝えるよりも、同じ画像を見ながらイメージを共有するほうが安心です。
スタジオによっては、メイクリハーサルがプランに含まれる場合もあるので、
利用することをおすすめします。
いずれにしても、事前のヒアリングや準備が丁寧なスタジオを選ぶと安心して当日を迎えられます。

⑥当日の健康状態にも気をつける
事前の打ち合わせもしっかりできたら、当日へ向けて体調を整えるだけです。
「暴飲暴食をしない」「しっかり睡眠をとる」「ストレスをためこまない」などを心掛ければ、
気持ちよくフォトウェディングの日を迎えられます。
当日は朝ごはんをきちんととり、時間にゆとりを持って出かけると、心に余裕も生まれます。
撮影までの日々は、ふだん写真を撮ることが少ないお2人なら、
お互いに撮影しあって練習することをおすすめします。
カメラを向けられることに慣れておくと、当日の緊張も少しの時間でほぐれます。
リラックスして迎えられたら、あとはカメラマンとスタッフに任せるだけ!
自然な表情でフォトウェディングを楽しんでください。