【成人の日】引き振袖のお話

こんにちは!
フォトウェデイングスタジオMarricHでございます。
いつもご覧いただきありがとうございます♪
本日は成人の日ですね!
女性の皆様は、成人式の日に振袖を着た方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そちらの繋がりで、本日は『引き振袖』のご紹介をさせていただければと思います♪
そもそも成人式とは何か、ご存じですか?
20歳を祝うこの風習は、終戦以降にできた比較的新しいものなんです!
1946年、当時戦争で敗戦となり明日への希望が見いだせずにいた若者を勇気づけようと、
埼玉県蕨市で『青年祭』というものが催されました。
それから、 ”次世代を担う若者を勇気づけて励まそう” ということで
現代の『成人式』というものが日本の行事として定着したといわれています♪
ではなぜ成人式で女性は『振袖』を着ることが多いのか?
成人式は冠婚葬祭の「冠」にあたる最も格式の高い儀式であり、
振袖は未婚女性の第一礼装に当たります。
古来より形式を重んじる日本人にとって、
”格式の高い場で正装をする” ことは自然な流れだったのですね♪
そして話を戻しまして、『引き振袖』とは、
上述の振袖を、引きずるくらい裾が長くなったもの。
長い袖を振る仕草が「魔を祓う魔除け」になると思われており、
新しい家に嫁ぐ際の魔除けアイテムとして用いられるになりました。
こちらのルーツは江戸時代の武家の花嫁衣裳であり、
明治~昭和初めころに、裕福な商人の層の花嫁衣裳として一般的だったのですよ♪
引き振袖の中でも黒色の物をよく見かけるかと思いますが、
これは ”黒地の引き振袖が最も格式が高い” とされるからなんです!
また黒色には、「嫁いだ後他の色に染まらない」なんて意味もあったり、
引き振袖をそのまま留袖に作り替えることもできたり…なんて理由もあるようです♪
明日からのブログでは引き振袖でフォトウェディングされた方のお写真をご紹介いたします!
ぜひそちらも見てみてくださいね♪
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