和装紹介【UR02】鶴と御所車と花
本日は、こちらのお着物をご紹介します。

鶴は、長生きの象徴とされ、さらに夫婦和合を表す鶴は婚礼衣装に多く見られる吉祥文様です。

御所車は、京都の御所周辺で貴族が乗っていたとされる牛車のこと。
そのため、高貴な雰囲気を持つ古典的な文様です。
冨や華やかさといった意味が込められていると言われています。

赤は古来から神聖な色とされてきました。

太陽や血の色でもある「赤」は魔よけ・厄除けの意味も持っており、
パワーやエネルギーを感じさせる色です。
悪を払い、善い事を引き寄せる色だとも言われています。

その華やかさはもちろん、込められた意味としても、ハレの日にぴったりなお着物です。
