和装の撮影

【和装の撮影】和婚ブームの影響もあるのか、前撮りを和装で行うカップル急増です。前撮りにかかる費用の相場など、和装の前撮りはどんな写真が残せるのかなど気になることも多くあるのではないでしょうか。今回は和装の前撮りに関することをまとめてご紹介します。和装の前撮りは洋装の撮影よりも多く、結婚式の前撮りは約7割のカップルが行っており定番ともなっている。もちろん結婚式を挙げないカップルも写真だけの結婚式というブームでいえば大変多くなっています。が、こちらは洋装でも同時に撮影される方も多いようです。スタジオ撮影、ロケーション撮影含め前撮りの多くは衣裳は色打掛・衣裳で主に3種類、和装だからこそ撮りたいポーズもあります。結婚式の前撮りとは、簡単に言うと結婚式の前に和装やウエディングドレス姿で撮影をすることを言います。あるアンケートで、あなたは結婚式の前撮りをしましたか?の問いに「はい」が70%を超えたそうです。この結果から今や結婚式というイベントの中に、ほとんどのカップルが当たり前のように前撮りを取り入れていると言えるでしょう。 コロナ前はここまで数字もなかったのが、時代が変わってきているようですね。式も少人数になったしね。
結婚式の前撮りを行うメリットは結婚式当日はゲストとの写真撮影がメインとなり、綺麗な衣裳を着てもなかなかゆっくりと撮影してもらう時間がありません。当日ゲストが撮影してくれる写真ではカメラ目線ではない写真や2人の表情がイマイチな写真ばかりということもあるでしょう。中には結婚式のカメラマンがきちんと撮影してくれると勘違いをしていて、後から後撮りとして撮影に来られる方もいますしね。前撮りではお気に入りの衣装を着て美しい姿でゆっくりと納得いくまで撮影することができます。結婚式当日のような慌しさはないため、家族ともゆっくり撮影したいという方にもおすすめですし、前撮りで撮影した写真は当日飾るウエルカムボードやウェルカムスペースに飾る写真、結婚式当日に流すムービーなどにも使用するカップルも多いです。前撮り写真はアイデア次第では結婚式でも様々なシーンで活用できる、お役立ちアイテムとも言えるでしょう。ここ最近では写真と同時に動画も撮りたいというカップルも耳にするようになってきました。メイクシーンなども入れたメイキングムービーや、オープニングムービーなどもお願いできるスタジオも増えてきました。もちろんカルペディエムででもできます。
前撮りのパターンはスタジオ撮影とロケーション撮影の2種類です。撮影場所で違いがありますが、1つは室内で行うスタジオ撮影、もう1つは外に出て屋外で行うロケーション撮影です。お茶室や市政資料館などロケーションであっても室内の場合もあります。割合で言うならばスタジオ撮影のみが40%、ロケーション撮影が25%、スタジオとロケーション撮影の両方が35%という感じです。スタジオ撮影は、室内のスタジオで撮影することを指し、天候に左右されることがないという点がメリットになります。カルペディエムはスタジオ内に衣装サロンも設けているので、衣裳選びから撮影まで移動の手間も少ないこともポイントでしょう。小物などを取り入れて様々なパターンの写真を撮影することは可能ですが、ロケーション撮影と異なり撮影範囲に限りがあるので、動きのある写真や自然体の写真を撮りたいというカップルは物足りなさを感じることでしょう。ロケでも屋内といえば結婚式場のチャペルを貸し切ってみたり、名古屋で言うなら市政資料館やお茶室のある庭園なども屋内と言えるでしょう。これらは雨天に関係なくロケーション撮影もできるのが短所を克服した場所といえます。
ロケーション撮影は屋外で撮影することを指します。撮影場所に制限はないため、洋装と合う海辺や和装に合う庭園など、選んだ衣装に合わせて撮影することも可能です。また、季節によっても素敵な写真が残せるので、紅葉や桜のシーズンも良しです。屋外での撮影の場合は天候によって左右されるので、撮影が延期・中止になってしまうこともあります。カルペディエムの前撮りはそんな時は当日のスケジュールを組み替えて当社自慢のスタジオ撮影やチャペル撮影、市政資料館や他の施設をとることも可能な限りさせていただいています。せっかく明けたお休みですから出来るだけやれることをやるスタイルです。結婚式当日までに写真を間に合わせたいというカップルは、余裕をもって前撮りの撮影スケジュールを組むことをおすすめします。目安としては写真の必要とされる3ヶ月前には撮影を終わらせておきたいですね。春の桜や秋の紅葉シーズンは混み合うのでもっとモッtも早めが良いともいます。早い方は結婚式場を予約すると同時くらいの1年前にすでに予約を入れられる方もいらっしゃいます。結婚の写真ブームなのでこれくらいしてても問題ありません。むしろ正解かもしれませんね。
前撮りを行ったカップルは、前撮りの衣装についてどんなものを選んでいるのでしょうか。業界のある情報によると、スタジオ撮影:色打掛 59.3%、ロケーション撮影:色打掛 32.5%と、スタジオ撮影・ロケーション撮影ともに衣裳に色打掛を選ぶ花嫁が最も多いという結果が出ています。カルペディエムスタジオだけの撮影でも撮影する8割は和装を取り入れて、和装2着にしたり、洋装と一緒にしたりが多いです。つまり、結婚式の前撮りでは和装を選ぶ割合が多く、写真だけの結婚式であっても和装と洋装の組み合わせの方が多いということが言えるでしょう。結婚式の前撮りで和装を選ぶ理由。前撮りで着用する衣装については、結婚式で着られない衣装を着用したいという方の傾向にあるようです。結婚式当日はウエディングドレスの後、ドレスでお色直しを考えているので、前撮りは和装で撮影したいと希望する理由から、和装が多く選ばれているようです。その他の和装を選んだ理由として、「親が希望した」や「和装は結婚式当日のレンタル料が高く、前撮りで残した」というカップルも。また女性より男性の方が和装を好む、という傾向もあるようです。誰しも和装姿に憧れがあるのかもですね。
「後撮り」その名のとおり、結婚式の後に撮影です。前撮りと同様に、結婚式当日では撮影できない衣裳を着てゆっくり撮影ができるといったメリットの他に、結婚式自体は秋に執り行うが、桜と一緒に撮影がしたい!というカップルや、結婚ん式当日の写真では物足りなかったと感じた方、せっかくなのでこの機会に色々な衣装で思い出を残しておきたい方など、季節の関係などでも後撮りを選ぶカップルも。最初は前撮りを希望していなかったが、結婚式を終えてみてやっぱり記念に撮影しておきたい、という場合も、後撮りで写真を残すことができます。他にもできちゃった婚でお腹の大きい時に取りたい方や、産んでから子供と一緒に撮影したいと言うカップルもいらっしゃいます。かならずしも前撮りで残さなくてはいけないわけではないので、チャンスを逃した方や今からでも記念に残したいという方も後撮りをしてみるのも良いですね。写真だけの結婚式の方もタイミングを合わせて後撮りとかでなくてもいつでも撮影しておくことをお勧めいたします。後からの思い出としてきっと撮っておいて良かったと思っていただけると思いますよ。はい、和装を前撮りで選ぶカップルが多いのがご理解いただけましたでしょうか?
スタジオ撮影・ロケーション撮影と種類別での平均費用と、賢く費用を抑えるコツをご紹介します。スタジオ撮影の平均費用を紹介します。一般のスタジオ撮影の際に支払った費用の平均は12万円前後でした。最も多かったのが、5~10万円未満で、ついで10万~15万円未満だそうです。まあ、和装1着のスタジオプランならカルペディエムも10万円以内でお釣りがきますけどね。ただ注意なのがプラン料金以上にかかる衣装のランクアップ代と言うことを忘れずにいてください。この結果は多少の違いこそあれど、どこのスタジオでも多分、同じような傾向を示していると思います。スタジオ撮影の場合は、おおよそ10万円前後は必要になる、と考えておくといいでしょう。もう一回言います、注意なのがプラン料金以上にかかる衣装のランクアップ代と言うことを忘れずにいてください。ロケーション撮影の平均費用ですが、平均は10.3万円でした。最も多かったのが、5~10万円未満とスタジオ撮影と同じ結果がでています。ロケーション撮影の場合は、ロケ地によって会場使用料・撮影料・申請料やロケ地までの交通費なども別途必要な場合が多く、予想外の費用が発生することもあります。
ロケーション撮影の場合、屋外での撮影となるため、気になる1つが前撮りに適した時期がいつなのかというところではないでしょうか。普段着でも暑いのに、和装なんて羽毛布団を真夏に着込んでいるようなもので暑さでやられてしまいますし冬は寒すぎて唇が真っ青になってたり、小刻みに震えてしまったりと良いことはありません。基本的には気候が良く、写真映えする時期が選ばれやすく、桜や新緑(4~5月頃)、紅葉(11月下旬~12月頃)の時期などがとても良いです。ただしこういった時期の撮影は、直前では予約が取れないことがほとんどです。そのため春先や秋のシーズンにロケーション撮影を検討する場合は、なるべく早めの段階で予約するなどした方が確実に撮影できるでしょう。和装の前撮りで選ばれる衣装の種類は大きく分けて3つあります。「色打掛」「白無垢」「引振袖」です。3つともそれぞれに特徴があるので、和装を着ることが決まった後はどの衣装にするか、特徴を理解した上で決めるといいでしょう。男性は紋付袴1本なので色味勝負の定番ブラックからネイビー、オフホワイト、ベージュ、ブラウンなどがあります。袴にもストレートやグラデーションタイプがあります。
色打掛は色も柄もバリエーションが多く、全体的に華やかな印象があります。室町時代以降、武家女性の礼装として位置づけされ、白無垢と同様に婚礼衣裳として着られています。白無垢以外の打掛は全て色打掛と呼ばれています。色打掛は和装の衣裳の中でも写真映えすることから、多くの花嫁が前撮りでも選ぶ衣裳と言えるでしょう。一般のスタジオでは少し目劣りするものがプランで着られる無料衣装として使われ、見栄えの良いものはほとんどが有料ランクアップ商品として扱われているのが現状です。5万から何十万するものまであるのでご注意ください。白無垢は昔から結婚式の和装の定番であり、和装の婚礼衣裳の中でも最も格式高く正礼装とされています。主に挙式で着られる婚礼衣裳であり、邪気を退け、神聖な婚礼の儀式に臨むという意味があります。白無垢の特徴として着物や小物もすべて白で統一されています。刺繍や織りで雰囲気が一変するほどの細かい柄や生地の風合い、色にも違いがあります。花嫁の清らかさや心の美しさを象徴しています。最近お着こなしとして、中に着る掛下をおしゃれに色を入れたり、小物を使って色や柄を楽しんだ理、角隠しや綿帽子なども不動の定番となっています。
また最近では引振袖も人気です。と言いながらカルペディエムでも引き振袖を扱っていて是非、着ていただきたい商品なのです。ますかっこいい!引き振袖は成人式で着るような振袖とは異なり、お引き摺り(おひきずり:裾を引いた振袖)であることが特徴です。未婚女性の第一礼装でもある引振袖ですが、最も格式高い礼装とも言われているそうです。引振袖もお色直しで着られることが多いですが、打掛に比べて軽くて動きやすいなどの理由から選ばれる方もいます。中でも黒の引振袖は人気が高いです。カルペディエムは3着も黒ありますよ。「色打掛」「白無垢」「引振袖」の他に、結婚した後は着ることが出来ない「振袖」を前撮り衣裳として選ぶ人もいます。カルペディエムでも何度か経験しています。成人式の時に両親に買ってもらった振袖を、最後の機会として選ぶというのも、ご養親に大変喜ばれますね。カルペディエムではお母様、お祖母様の黒留袖も用意ができますので必要であれば相談ください。お父様、お祖父様のモーニングも紋付袴も用意できます。もちろん、お子様の男の子用の紋付袴や女の子用の七五三着物などあります。(女の子は振袖をご用意ください)
和装のサウ亭で押さえておきたいポーズは、まず定番である基本の立ち姿、全身の立ち姿のショットです。選んだ衣裳の柄もしっかり全身で残せるので、記念に必ず残しておきたい1枚でしょう。番傘などの小物を持って撮影するのもおすすめです。でも注意、スタジオによってはと言うより、当日の撮影スタッフやカメラマンさんがこの立ちポーズをできない(教えられない)人もいると聞きます。このポーズはとても大切なので、一応できるかどうか先に聞いておくのが良いですね。次に、仲良くお座りショット。このショットは結婚式当日のウェルカムボードや結婚報告はがき、年賀状などでも使用しやすいポーズです。お茶室でのショットがとても良い感じにうつりますよ。たまに外でもうせん(赤い布)を引いて撮影していますが、外で星座はあまりお勧めできませんね。和の雰囲気漂う番傘を持つだけでも絵になりますが、シルエットショットも人気があります。和装は後姿こそ衣装の柄が大きく綺麗に出るため、残しておくことをおすすめします。ドレスとは違い、前と後ろとで衣装の表情が全く違うのも和装の特徴です。そして最後に花嫁様のソロショットです。綺麗な姿をしっかり残しておきましょうね。