カメラマン目線「指輪の撮影編」
SHOZAN photo weddingのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、いつもと少し思考を変えてカメラマン目線でのお話をさせていただこうと思います。
カメラマン目線第一弾は指輪の撮影についてです。
指輪は結婚写真の中でも必ず撮るものの1つですが、その指輪は人それぞれで形も大きさもデザインも違います。
そんな指輪を撮影するときの事を少し紹介します。
挙式の場合は、挙式で使うリングピローにセッティングして撮影です。


少し角度や向きを変えて、雰囲気が変わったものも撮影したり、リングピローを持って敷地内をウロウロと良いスポットを探し回ったりもすることもあります。
(指輪の扱いには細心の注意を払ってます)


この時に指輪の刻印やダイヤなどを見て、正しい向きであることと、結婚式スタイルに合わせた指輪位置になってるか確認してます。
ややこしいですが、基本的に新郎様が手にとるのは新婦様の指輪なので、双方が撮りやすい位置にそれぞれの指輪を置くといった形ですね。
たまに、挙式リハーサルを撮影しているときに「そっちかーい」となって、リハーサル後に急いで撮り直してることもあります。
続いては、リングピローから外して撮影するのですが、個人的にまず指輪を立つかどうか試してみます。


立つと少し嬉しくなります。
自立しない時は、寄り添って立つか試してみます。

大体がダイヤや石のついてる側が重いので、絶妙なバランスで成り立ってるのですが、「夫婦が支え合っている」と勝手に良い解釈を打ち立てて撮影してます。
次は、その日だけの、お二人だけの、という指輪以外にもお二人を感じるものと絡めて撮りたくなってきます。
例えば、誓いの言葉と一緒に

ブーケと一緒に

これで、お二人だけのオリジナルになりますね。
ちなみに、下の指輪が新郎様で上が新婦様の指輪ですが、「尻に敷かれている」と思わせて、実は「下で新婦様を支えている」という設定です。
他にも、新婦様の大好きなお花をブーケに使っていると聞いたので、

刻印があれば、

思い入れのあるブランドだと


と、まあこのような感じで、お二人のことを色々考えながら、お二人だけのお二人のための写真を残せるように心がけています。
もし、これから写真を撮る機会がある方で、指輪を普段からはめていらっしゃたら、クローズアップして撮ることが多い指輪は傷や汚れが目立つので、ぜひ撮影の日までにクリーニングされた方が、綺麗な状態で写真を残せますので。
あと、1つ。
どうしても本人には聞きづらい、エンゲージリングの有無。
もし、エンゲージリングがあれば「一緒に撮って」の一言あれば嬉しいです。


ということで、カメラマン目線「指輪の撮影編」でした。
指輪に限らず、素敵な写真を撮ってもらえるカメラマンに出会えることをお祈りしてます。
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