新しい色打掛のご紹介
こんにちは。
華雅苑 鎌倉店です。
早くも今日で今年が半分終わってしまいますね。
月日が経つのは早い早いっ!
さて、鎌倉店ではこの度、新しく4点色打掛を入荷いたしました☆
ブログをご覧くださっている皆様に、いち早くご紹介したいと思います。




以上です、いかがでしょうか。
夏らしいブルー系で趣の異なるものを2点、鮮やかな朱色のもの、大胆なグラデーションのものを揃えました。
お写真でご覧になるのと、お顔の近くに持ってきてご覧になるのとではまた印象も異なると思います。
ご来店の際、ぜひお手にとってご覧くださいませ。
続きまして、お着物に使われることの多い柄の由来をいくつかご紹介させて頂きたいと思います。
【鶴】
鶴は、「長寿」や「生命力の豊かさ」を象徴する縁起の良い鳥です。
そして、一度夫婦になると一生添い遂げる鳥でもあることから、夫婦円満の願いも込め、
婚礼を祝うお着物の模様として二羽かそれ以上で描かれることが多いです。
【鳳凰】
中国古代の伝説上の動物で、五色の羽と長い尾を持ちます。
鳳凰が現れると世の中が繁栄するといわれ、鶴と同様に慶事を象徴する瑞鳥として愛されています。
色彩が華美で優雅なので、格式高い印象になりますね。
【扇】
開くと末広がりになるその形状から「末広」ともよばれ、「開運」や「繁盛」の象徴と
されています。
神楽や能楽などの芸能でも欠かせない扇は、福を招き邪を遠ざける意味合いもこめられ、
礼装として着るお着物にはセットで扇を持つことが多いです。
【御所車(花車)】
御所車とは平安時代に貴族が乗っていた牛車のことです。
華やかな平安文化を象徴するような雅やかな乗り物で、特にたくさんの花を積み込んだ花車は、
幸せを運んでくる縁起物とされています。
また、この花々は多くの方の祝意なのだそうです。
【松竹梅】
・松…常緑樹で凛々しい姿を保つことから「長寿」の象徴。
・竹…まっすぐに伸び、生長が早いことから「生命力」の象徴。
・梅…春いちばんに気高い香りの美しい花を咲かせることから「気高さ」の象徴。
松竹梅あわせて「歳寒三友(さいかんさんゆう)」といわれ、つらい状況の中でも節操を守る
「忍耐力」や「美しさ」を表し、本来は3つの言葉にレベルの違いなどなく、
同じようにめでたいものなのだそうです。
【牡丹】
百花の王ともいわれる牡丹。
固く小さなつぼみから、いつしかふっくらと膨らみ大輪の見事な花を咲かせることから、
「高貴」や「幸せ」を象徴する花として着物の柄に愛用されてきました。
以上、ほんの少しですがご紹介させて頂きました。
ご衣裳選びの際、ご参考になれば幸いです。
そして、お着物つながりでもう一つ、当店の人気商品をご紹介!

当店でご用意しておりますグレードアップアルバムのひとつ『ちりめんアルバム』です。
ご撮影当日にご新婦様がお召しになったお着物の柄が表紙になります。
(背表紙は一面がお着物の柄です)
和テイストで可愛らしく、飾っておいても素敵!
店舗にサンプルをご用意しておりますので、ぜひお手にとってご覧くださいませ。