新郎様が持つグローブに込められた意味とは…
結婚式の時や、フォトウエディングの時に新郎様が必ず持つアイテムの1つである【グローブ】
手に身に付けたりするわけでもなく、ただ持つだけなのでそこまでフィーチャーされることが少ないアイテムですが、そんなグローブにも素敵な意味が込められていることをご存じですか??
今回のブログは新郎様のグローブにスポットを当てて詳しくご紹介したいと思います。
是非参考にしてみて下さいね:)♪

《グローブに込められた意味》
①花嫁を守る剣の象徴
かつて男性が戦いに行く際には、「右手に剣」「左手に盾」を持っていたと言われています。新郎様が右手に握っているグローブは、かつて男性が常に持っていた剣を象徴とするもの。
「これから花嫁を守り抜く」という新郎の決意の表れを意味しているんですね。
②「今日は戦わない」という意思の表れ
一方で、いつもは県を持っている右手に、純白の手袋を握りしめていることから「結婚式の祝いの場では戦わない」という意思表示という説もあるみたいです。日々戦いで身を削っている男性からしたら、結婚式という大切な一日は平和に過ごしたいということが大きな願いだったのかもしれませんね。
③大切なものに直接触れないようにという敬意
また、隣を歩く新婦をエスコートする際に素手で触れないようにするためという説もあります。
グローブは新郎が新婦を大事に思う気持ちの表れということですね。
ちなみに、「右手に剣」「左手に盾」を持っていたことから、盾で新婦を守るために、常に新婦様が左側に立っているのです。これもプチ豆知識ですね(笑)
《グローブの正しい持ち方》
グローブはただ握っていれば良いというわけではございません。正しい持ち方とそれに込められた意味が存在するのです。
☑右手で持つ。
☑グローブの指先を前にして重ね、軽く握る。
右手で握るのは、先程もご紹介した通り、グローブ自体が剣を表しているから。
しかし、注意しなければいけないのはグローブの向きなんです!向きが逆になってしまうと「決闘を申し込む」という全く真逆の意味になってしまい縁起が悪いのです。
また、グローブを重ねる際に指先がバラバラだと見栄えが良くないので、指先を揃えて持つことを心掛けてみましょう。
いかがでしたか??
新郎様に当たり前のように用意されているグローブには、新婦を大切に思う気持ちや、平和な時間に対する願望が込められているんです。
ただの飾りではなく、しっかりとした思いがあるアイテム。この意味を知っておくことで、結婚式やフォトウエディングがより思い入れの強いものになると思います。
最近では、カジュアルに撮影される方も多いので、グローブを持たずにという写真も目にしますが、このような素敵な意味を知ると、昔から受け継がれている伝統的な作法や立ち振る舞いというものも大切にしていきたいなとより思いますね(^^♪