
三渓園は以前から一度訪れてみたかった場所で、当日は紫陽花が見頃で本当に贈り物のような気持ちになりました。大きな木造の門をくぐった瞬間の新緑の匂いや、太鼓橋の上で川面に映る自分たちの姿を見た瞬間は今でも忘れられません。和装で長時間歩くのは思っていたより体力を使いましたが、竹林の中で顔を寄せ合った写真は、ふたりだけの静かな時間がそのまま切り取られたようで、家族にもぜひ見てほしい一枚になりました。

大きな木造の門をくぐるふたり
三渓園の重厚な木造門をくぐる新郎新婦の後ろ姿。新郎は紫、新婦は赤の和傘をそれぞれ掲げ、門の奥に広がる新緑の庭園へと静かに歩み出していく一枚です。

薄紅の和傘を掲げて園内を歩く
三渓園の小径を歩く新郎新婦の後ろ姿。新郎が薄紅色の和傘を掲げ、新緑の木々と歴史的な建物を背景に、ゆったりとした足取りで奥へと進んでいく様子が伝わってきます。

白足袋と裾模様を写した後ろ姿
新郎の縦縞袴の裾と、新婦の鶴と花々を織り込んだ白い打掛の裾をあわせて写した一枚。石畳の上、そろいの白足袋が、和装ならではの装いの美しさを際立たせています。

竹林の中で額を寄せ合うふたり
竹林越しに新郎新婦が額を寄せ合う一枚。新郎は柔らかく笑い、新婦は花のかんざしを揺らしながら微笑み合い、竹の緑に包まれた静かなふたりだけの時間が写っています。

紫陽花越しに望む竹林の逢瀬
手前に咲く紫陽花にピントを合わせ、奥の竹林で寄り添う新郎新婦の姿をやわらかくぼかした一枚。三渓園らしい初夏の彩りと奥行きが画面いっぱいに広がっています。

水面に映る太鼓橋を渡るふたり
三渓園の池にかかる太鼓橋を、紫と赤の和傘をそれぞれ掲げて渡る新郎新婦。水面に橋とふたりの姿が鏡のように映り込み、緑豊かな庭園の奥行きを感じさせる一枚です。

藤棚の下、池を眺めて腰掛ける
藤棚の下のベンチに並んで腰掛け、池と緑の山並みを眺める新郎新婦の後ろ姿。傍らに立てられた紫と赤の和傘が、静かなひとときにやわらかな彩りを添えています。

紫陽花に包まれ橋で寄り添う二人
橋の欄干のそばで新郎が新婦の肩にそっと手を添え、見つめ合う一枚。手前に咲く紫陽花が画面を縁取り、初夏の三渓園らしい柔らかな雰囲気を一段と際立たせています。

鶴の刺繍が舞う打掛の後ろ姿
松の木が並ぶ橋の上、丸いブーケを提げて佇む新婦の後ろ姿。打掛全体に鶴と花々の刺繍が広がり、結い上げた髪と赤い花の髪飾りが華やかに映える一枚です。

重ねた手と指輪で締める一枚
金の帯締めの房を背景に、新郎新婦が重ねた手のクローズアップ。それぞれの指に光る指輪が、ふたりの新しい門出をやさしく物語る、レポートの締めの一枚です。
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フォトグラファーからのメッセージ
KYO
(キョウ)
三渓園の広大な敷地を活かし、木造門・竹林・太鼓橋・藤棚と、和装の異なる背景をひとつのロケーションでまとめて構成しました。太鼓橋では水面の反射を利用し、ふたりの姿を鏡のように映し込む構図を意識しています。紫陽花や竹林前景では絞りを開けて奥行きのあるボケを作り、後ろ姿のカットでは打掛の裾や刺繍の細部までしっかり写るよう光の向きを選びました。手元の指輪は望遠マクロで質感まで丁寧に描写しています。