ベールダウン
みなさま、こんにちは。いつもスタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。 フォトグラファーの杉山です。
本日は結婚式で行うセレモニーのひとつ「ベールダウン」についてご紹介します。
ベールダウンは、花嫁のフェイスベールをおろしてあげる儀式で、フォトウェディングでも、とても感動的なシーンになります。

ベールダウンの基本的な意味や、やり方、由来についてご紹介します。
ベールダウンをより輝かしい思い出にするためにも、ぜひ参考にしてください。
日本でもベールダウンは取り入れられるようになってきました。しかしベールダウンには本来魔除けの意味があることや、なぜ母親がしてあげる儀式なのか、という点について知っている方は少ないかもしれません。
花嫁のフェイスベールをおろしてあげる儀式ベールダウン自体は、花嫁のフェイスベールをおろす至ってシンプルな儀式です。フェイスベールをおろすだけですが、新婚前の身支度を整える最後の仕草であり、神聖なものとされています。
ベールダウンのタイミングは主に挙式の直前で、花嫁の母親や花嫁にとって大切な方がおろすのが一般的です。


由来は西洋の魔除けベールダウンは西洋から伝わってきた習慣ですが、本来魔除けの意味があるとされています。
ヨーロッパのとある地方では「結婚の当日教会までの道中で、花嫁が悪魔にさらわれてしまう」という迷信がありました。
フェイスベールは悪魔の目から花嫁を守るために、母親がかぶせたものです。
キリスト教においても清浄の象徴である純白のベールには「愛する娘を守ってくれますように」という母親の願いがこめられています。

母親がしてあげる最後の支度で、教会に無事にたどり着いた花嫁のフェイスベールを母親がおろし、新しい家族である新郎のもとへ送り出すのがベールダウンです。

つまりベールダウンは嫁入り前の花嫁に対し、母親がしてあげる最後の身支度という意味もこめられています。
シンプルにフェイスベールをおろすだけの儀式ですが、ベールをおろすときも美しく見えるよう姿勢に気を配ったり、母親と顔を見合わせて感謝の気持ちを伝えたり、少し気恥ずかしいと感じる一面もあるかもしれませんが、周りにいる方々全員で感動を分かち合えるます。
ベールダウンの意味や由来をきちんと知ることで、儀式そのものに対する思い入れも変わってくるでしょう。
そして、一生記念に残る素敵な思い出のワンシーンになることでしょう。
その他、興味のある方はお気軽にお問合せご来店下さい。 スタッフ一同、皆様にお会いできる日を心よりお待ちしております。 スタジオビュー岡山本店 定休日:水曜日 Tel:086-243-9325 フリーダイヤル 0120-014-810