ロケーション撮影 天気について
皆さんこんにちは!フォトグラファーの小池でございます。
天気といっても、「快晴」・「晴れ」・「曇り」・「曇天」・「雨」などありそこに気温や風速という季節によっての環境的要因が加わることで様々な雰囲気になってくると思います。基本的なイメージからすると快晴や晴れの方が写真は映えるというイメージが強いと思いますが、フォトグラファー目線で考えると曇りぐらいが撮影にはちょうどいい気候とも言えるのです!勿論、天気が良い時の撮影は楽しいですが、撮影中の気配りや撮影後の編集なども含めて考えると曇りの方が直射日光による影や気温上昇が妨げられるので、非常に撮影しやすい環境となります。



影に関しては、太陽がどの向きにあるかによってではありますが、お昼帯での撮影では被写体の頭上に光が当たり顔に影が落ちてしまうので、どことなく違和感のある仕上がりになってしまうのですが、曇りの場合は影が落ちないため、被写体の表情を自然にフラットに仕上げることが容易いのです。
気温に関しては、夏場以外はそこまで関係ありませんが夏場の晴れと曇りとでは雲泥の差があると思います。これからの時期に新緑でのロケーション撮影が増える中で、熱中症の危険性になる可能性が曇りの場合だと大きく異なります。日が当たらないだけでも体感温度は約3〜5度ぐらい低くなると言われているぐらいです!


今回のブログはここまでです!次回のブログでは、天気の話の続きと風の強さについてお話しさせていただければと思います!