意外と知らない?深い意味を持つ着物の柄の種類

こんにちは!UNE+fotoウェディングです。
7月も今日まで!ということで、今日までは和装について引き続きご紹介させて頂きます笑
結婚式の花嫁衣装には、吉祥文様といって縁起が良いとされる柄が描かれています。
日本古来の柄と意味を知ることで、結婚式の和装選びも楽しくなりそうですね。
小柄な人でもシンプルかつ大胆な柄行のものを選べば、大人っぽさが加わり、
逆に背の高い人が花柄を合わせれば、モダンになりすぎず華やかさをプラスすることができます。
試着は時間をかけてじっくりと吟味を。
本日は、よく目にする代表的な柄をご紹介します。
長生きの象徴とされ、さらに夫婦和合を表す鶴は婚礼衣装に多く見られる吉祥文様。

■熨斗 (のし) 古くから縁起物とされてきた「熨斗」をおめでたい柄として、 これを長く帯状に文様化した柄。
動きのある華やかな印象が好まれています。

■鴛鴦(おしどり)
仲の良い夫婦を『おしどり夫婦』というように、変わらぬ愛を象徴とする文様。

■御所車(ごしょぐるま)
御所車は、貴族のような華やかさの象徴です。
また、御所車にいっぱい花を乗せた「花車」と呼ばれる柄もあります。
この柄には、幸福の象徴である花で満たされた様子から、
幸せにあふれますようにという意味が込められています。

■鳳凰
中国の伝説の生き物で平和の象徴とされる鳳凰は、華麗で格調の高い文様。
慶事を表す瑞鳥として愛されています。

■松竹梅
一年中色褪せない松や竹、寒さの中でいち早く花を咲かせる梅の3つを一緒に描いた柄。
厳しい冬にもめげず、緑を保って花を咲かせることから
忍耐強さとまごころを意味しています。

■牡丹
花の中でも『百花の王』『富貴花』と呼ばれ、
昔は位の高い人しか着ることが出来なかったそうです。

■桜
春を代表する花ですが、『人生の春』を表しており、
お二人の第二の人生をスタートさせる意味もあり、年中使われる人気の柄になります。

■菊
菊は国花の一つです。
昔から薬としても使われており、長寿を意味するとも言われてます。

着物の柄一つとってもいろいろな意味合いが込められてます。
着物選びを迷った時には、自分の込めたい思いを考えながら
選んでみると良いかもしれませんね!