よくわからない⁉神前式のアレコレ☆豆知識

印象的な〝紅差し〟と呼ばれるこのシーン!
。結婚式の身支度の仕上げにお母様から花嫁様に口紅を塗ってあげることをいいます。 お母様が小さい頃から洋服を着せ、髪を結い、大切に育ててきた娘への最後の仕上げです。 お母様から花嫁様へ「幸せになってね」という気持ちが込められています。

玉串奉奠で使われる榊。
日本では昔から植物に神が宿るという考えがあります。特に尖った枝先には神様が降りてくるとして、神事には常緑植物が使われてきました。本来「榊(サカキ)」という呼び名は神事で使われる常緑樹全般のことをさしていましたが、美しい形と色から、今一般的に使われているモッコク科サカキ属の枝を「サカキ」と呼ぶようになったのだそうです。

三々九度とは、神前式で行われる儀式の一つで、新郎新婦が大・中・小の異なる三つの盃を酌み交わすこと。神様の霊力が宿った御神酒と呼ばれるお酒を酌み交わし、これから一緒になる二人が夫婦の契りを結びました。現在なお「結び杯」「逢(あ)い杯」「コンコン杯」などと古風によぶ所もあるそうです。

「神前式」とは、神道の神々に誓いを立てる日本ならではの挙式スタイルです。神道とは、古来から続く八百万(やおよろず)の神様への信仰に、仏教などが影響して受け継がれてきた日本独自の信仰。古式ゆかしい儀式やその神聖さに憧 れちゃいますよね♪