知っておきたい!東京駅の歴史背景②
(前回続き)
東京駅舎改修前は2階建てで、現在のように屋根はドーム型ではなく八角屋根。
空襲によって一部が焼失してしまい、戦後は十分な資材がなかったので、復原はされないままでした。
その後「赤レンガの東京駅を愛する市民の会」という団体が発足し、いろんな人の想いが合わさり創建時の姿に復原することが実現!
空襲から約67年経ち、元の姿へと戻ることになったのです!
限られた資料から分析を行い、原型のデザインに戻しつつも、強い地震に耐えられる構造、最新の技術を使い復原されているんですよ!
創建時の姿に復原すること、国の重要文化財として保存すること、そして100年先まで活用することを目標に工事が進められたそうです◎
100年前の建物が復原されて、この先100年も残ると思うと、とても貴重な建物ですね✨
ちなみに1~2階の外壁に使われている赤レンガは、もともとの赤レンガがそのまま使われているんで
100年以上も同じレンガが使われているなんてすごいですよねΣ(・□・)
そして、東京駅を象徴する存在だった南北ドームも復原されたものの一つ!
3階分の高い天井には、創建時から取り付けられていたレリーフや8つの干支の彫刻などの装飾も当時のまま復原されています。
天井を見上げると一部分が灰色になっているのですが、その部分は創建時のレリーフが残されているからだそうです(^^)
東京駅に行ったときは、ぜひ注目してみてください♪
(次回へ続く)