綿帽子の魅力

公開日：2022年12月3日（土）

皆様こんにちは！いつもスタジオビュー倉敷美観地区店のブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。スタイリストの山下です(^^♪

2022年も残り一か月！一年はあっという間ですね、、。皆様いかがお過ごしですか？

数日前からぐっと冷え込んで、カイロや手袋が必要なくらい寒くなりましたね(^^;

晩御飯には、鍋やおでんを作って体をぽかぽか温めています。

皆様もお身体を冷やさないよう温かいスープやご飯を食べてください♪

さて、今回ご紹介させて頂くのは≪綿帽子≫についてです☆

和装の花嫁を象徴するアイテム「綿帽子」

袋状になった白い帽子のようなものです。日本では、挙式の際に白無垢に合わせて被るのが一般的です。本来は真綿を広げて作る防寒具でしたが後に婚礼衣装のひとつとなりました。

白無垢に綿帽子は最も格式高い組み合わせとされています。
白無垢にしか合わせることができませんので、特別感がありますね。

綿帽子を被る意味

綿帽子を被ると、お顔が少し隠れます。
ウェディングベールと同じで、「挙式が終わるまで新郎以外の人に花嫁の顔を見せない」
という意味があるといわれています。

今では、前撮り等で綿帽子を付けられてお写真に残されたりするので、文金高島田のかつらに限らず、洋髪や地毛で結った新日本髪に綿帽子をかぶる人も増えています。

ちなみに綿帽子の他に、〖角隠し〗があります。角隠しをするのは「嫁入りする女性が怒りを象徴する角を隠すことで、角を隠して夫に従順に従うおしとやかな妻となることを示すため」や「かつて女性は嫉妬に狂うと鬼になると言われており、鬼になることを防ぐため」などの意味合いがあります。