和装の吉祥文様
打掛の吉祥文様②こんにちは。スタッフブログをご覧頂き、ありがとうございます。名古屋を拠点に前撮り撮影&フォトウエディング撮影を行っているcarpe diemです。
今回は前回もご紹介させていただきました、和装の吉祥文様を他にもご紹介していきます!
【熨斗柄】祝儀の進物や引き出物に添える「熨斗鮑」を、細長い帯状に文様化したものです。この柄をいくつも束ねた「束ね熨斗文」は、より縁起の良い吉祥柄といわれています。
アワビの肉を薄く削いで帯状に引き伸ばして乾燥させたものを熨斗鮑と言い昔は、神様へのお供え物でした。それを元に文様化したものが熨斗文様です。細い帯一本一本に吉祥文様などが描かれており、とても華やかな印象的です。
文様の特徴から"折り目正しく重ねる"という意味や、幸せを周囲の人達と分かちあって欲しいという意味で、贈り物としての気持ちや人々との絆や繋がりを表します。またその長さから"長寿"の象徴でもあるとても縁起の良い文様です。


【御所車】平安時代に貴族が乗っていた牛車を御所車といい、高貴で典雅な雰囲気を演出。この御所車にたくさんの花をあしらい、さらに華やかさをアップさせた「花車」という柄もあります。「花車」は、"幸せが溢れる"という意味が込められております。
車輪のみの場合は、「源氏車」という文様になります。
牛車(御所車)は、高貴な者しか乗れなかったことより、"富と華やかさ"の象徴とされています。また、どこまでも車輪が回り続けることから"永遠"を連想させますので、とても縁起の良い文様とされています。
「熨斗」「御所車」どちらの紋様も当店の打ち掛けは、描かれているものがたくさんございます。打掛に描かれている吉祥文様は、華やかな生活が送れるようにや人との繋がりを願うなどの意味合いが込められているので、色合いだけではなく、柄にもこだわって打掛をえらんでみてはいかがでしょうか。おめでたい紋様の意味がわかったうえで打掛を見るととても面白いので、よければ調べてみてくださいね。


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