洋装小物について
撮影の最大のアイテム「衣装」。今回はその衣装をさらに際立たせるための必要性の高いアイテムについてご案内します。ご興味ございましたらご覧ください。ウエディングシューズの必要性:花嫁姿を完成させるための大事なアイテムの一つが、ブライダルシューズ。レンタルの印象があるかもしれませんが、購入する方もいるほど、ウェディングドレスと同じくらい重要なものです。結婚式にブライダルシューズが必要なのでしょうか。ブライダルシューズの由来や役割から、結婚式や、撮影における必要性を探ってみましょう。ブライダルシューズとは、結婚式や写真撮影時に、ドレスやタキシードに合わせて着用する靴のことで、一般的には男性よりも、女性用の靴を指します。ウエディングドレスの文化が浅い日本では、ドレスに隠れてしまうという理由から、ブライダルシューズに関してそれほど重要視されていませんでした。ドレス文化が根強い欧米の花嫁にとっては、ウエディングドレスと同じくらい、こだわって選びたいアイテムのようです。ウエディングドレスは丈が長く、足元が見えないことが多いです。そんな花嫁姿を思い浮かべると、「隠れるのに必要なの?」となります。
ブライダルシューズには、ファッション性だけでなく、新郎新婦の身長バランスを調整するという写真では時に重要な役割があります。新郎新婦の身長差が10㎝前後であれば、見た目のバランスが良いとされており、ブライダルシューズで二人の身長差を調整します。身長差の調整に使われるブライダルシューズには、新婦用のブライダルシューズのほか、新郎用にシークレットシューズがあります。ブライダルシューズを履いた新婦が、新郎と同じくらいの身長になってしまう場合、新郎がシークレットシューズを着用することもあるのです。ブライダルシューズは見た目重視のアイテムと思われがちですが、こうした役割を考えると、実は必要なものだと言えるでしょう。ブライダルシューズは、新郎新婦のスタイルを完成させるには必須アイテムと言えますが、中には不要な場合もあります。例えば、和装の撮影やビーチや山などを利用した撮影の場合は、シーンによってはブライダルシューズを用意する必要はないかもしれません。海や山など、足元の悪い場所やカジュアルな空間では、ブライダルシューズを必要としません。せっかく用意しても、その場の雰囲気やドレスに合わなければ意味がありません。

タキシードに相応しい靴といってもどれを選べばいいか悩みますよね。まず、タキシードはフォーマルな「紐靴」を選びましょう。細かくパーツで見るならこんな感じ。羽根のデザインは羽根とは靴紐を留める部分のこと。羽根の形状によって内羽根式と外羽根式に分かれています。つま先のデザインによってフォーマルからカジュアルな印象に分かれます。ストレートチップはつま先に横一文字の縫い目があるデザイン、プレーントゥはつま先に装飾がないシンプルなデザインです。フォーマルなデザインはストレートチップを選べば間違いないようです。フォトウエディングには向かない靴は、フォーマルな場なので、スニーカーやサンダルはダメです。革靴でも衣装に向かない靴があるので覚えておきましょう。逆に撮影シーンによってはスニーカーやサンダル、などもマッチしてくる場合もありますので、しっかり相談して利用しましょう。最もポピュラーなものとしてはエナメルのかわぐつです。普段使いはほとんんどしないため、持っている方は多くありませんが、購入になると安い買い物ではないのでレンタルするのが良いでしょう。シークレットなので見た目重視で身長も高くなりますよ
パニエは同じデザインのドレスであったとしても、スカートの膨らみ方次第で、その印象は大きく変わることをご存じですか?スカートの膨らみ方は、中に入れるパニエの有無によって調節できます。パニエを入れることで、ボリュームを持たせてスカートを大きくすることができ、ふんわりとお姫様が着用するドレスのような印象に仕上がります。逆にパニエを入れなければ、スレンダーになりますので、タイトな雰囲気を持たせることが可能です。自分の雰囲気や、ロケ場所のイメージに合った方を選んでみるとよいでしょう。 同じドレスでも、パニエの種類が変わるだけで随分と印象が変わります。パニエを選ぶ際は、シルエットだけでなく歩きやすさ、移動のしやすさ、合わせてご検討いただけるとよろしいかと思います。パニエを使用して不自然という場合でも一度着用したパニエはお道中でも撮影中でも脱ぐことはできません。衣装選びの際に必ず確認しておきましょう。最近の傾向としてはパニエを無しにカジュアルな感じでウエディングドレスを使われる方も多いと感じます。NGではないのであなたらしく入りじなるで着こなしてみましょう。
ウエディングベールは古代ギリシャ・ローマ時代から始まった風習。諸説ありますが、「顔を隠すことで花嫁を悪魔から守る」という魔除けの意味があると言われています。挙式の際にウエディングベールをかぶってバージンロードを歩くのも、自分の身を守った状態で新郎のもとへと行くためです。撮影でもウエディングベールを使ったシーンがあります。それが、ベールダウンとベールアップです。ウエディングベールを取り入れる際は、ドレスや小物すべてを含めたコーデのバランスを考えることも大切です。最初に「可愛い」「エレガント」など、自分が理想とする花嫁姿をイメージします。イメージを持つことでアイテム選びの方向性が分かり、統一感のあるコーデに仕上げられるでしょう。次に、想い浮かべたイメージに合わせたウエディングドレスを選びます。可愛らしいイメージならプリンセスライン、クラシカルなイメージならAライン、エレガントなイメージならマーメイドライン、カジュアルな雰囲気ならスレンダーライン、ゴージャスな雰囲気を出すのであればマーメイドラインではないでしょうか?
身に着けるアイテム選びは、ウエディングドレスを衣装選びで決めて、次にベールを選びます。撮影当日に髪型やアクセサリーを決めますが、後悔しないためにしっかりと決めたい方はオプションになりますが、リハーサルメイクを担当にリクエストするといいでしょう。撮影当日の髪型やメイクはもちろん、ベールをつけた状態がどんな感じになるかも確認できるはずです。ベールの長さも重要です。フェイスアップタイプは、折り返して二重に畳まれているベールです。ベールダウン・ベールアップの儀式を撮影で取り入れたいのであれば、このタイプを選ぶと良いでしょう。髪型は、高い位置で髪をまとめるアップスタイルがぴったり。ティアラやコサージュなどヘアアクセサリーを着けるのもよし。フェイスアップしないタイプのベールは、顔にベールが被らないのが特徴。そのため、ベールダウン・アップの撮影はできません。顔を出して表情をしっかり出す場合のウエディングベールです。頭からベールをかぶることになるので、髪を高い位置でまとめると、バランスが崩れやすくなってしまったりベールが外れやすくなることもあります。身に着けるアクセサリーはシンプルにし、頭頂部には着けないようにしましょう。
ショートベールは背中の長さのウエディングベールで、カジュアルでキュートな印象。背中や腰部分にあるドレスの装飾をキレイに出せます。カジュアルの撮影とも相性抜群です。裾を引きずらないので、海の撮影にも取り入れられますよ。合わせる髪型は、ロングスタイルならアップにするのがよし。ショートボブなどの短めスタイルにも合います。その際、アクセサリーは控えめにするのがポイントです。顔周りがすっきりして、全体のバランスが取れます。ロングベールは、ドレスよりも長いタイプのウエディングベール。うしろ姿の美しさを強調できるのが魅力で、大人っぽい印象のドレスとも相性抜群です。裾を引きずるスタイルで、ゴージャスかつエレガントな雰囲気を出せます。ロングベールは装飾が施されたものが多いため、市政資料館などの撮影にも取り入れられていますよ。髪型は、低めシニヨンなど低めの位置でのまとめ髪にしてみてはいかがでしょうか。気品溢れる落ち着いた印象に仕上げられます。