フォトウェディングを特別な一日に!挙式でも撮影でも変わらないその本質とは…?
マリンビジューコーディネーターの伊波です。
結婚式もフォトウェディング(撮影)も、特別な一日であることには変わりはありません。なぜなら、同じ本質を持っているから。その本質とは…、何だと思いますか?
今日は、ちょっと素敵なお話も交えながら、式や撮影する目的、そして意味を今一度考えて頂けるお話をしますね。
祭壇へと続くバージンロードが「これまで歩んできた人生」を表しているとは、皆さまご存じかと思います。だからこそご入場時はご家族にエスコートして欲しいと考える方も多いでしょう。私は担当に着く時、エスコートするお父様にはいつもこんなお願いをしています。
『扉が開いたとき、お嬢様が生まれたその日のことを思い出してくださいね』
そして『一歩踏み出すたびに、歩いた日、七五三、入学式、とひとつひとつ思い出してください。』
その一瞬一瞬が貴重な、かけがえのない日々であったことを実感して欲しい、そして新郎様の前に来た時、そこからのおふたりの未来を見守ってほしいという想いで、このお願いをしています。ご入場は新郎新婦さんも緊張でいっぱいの時間ですが、お父様から背中を押され新郎さんの元に進む新婦さんもまた、このご家族のもとに生まれて良かったと感じて頂けたらと思います。
新郎新婦おふたりでのご入場の際は、『出逢われてから本日までを思い出しながら』とお伝えしています。今日という日を迎えるまで、手配やご準備を分担したり希望や意見を言い合ったりと皆さまそれぞれの道のりがあったことと思います。このお願いをすることで、この先の人生の中で何度も思い出し、乗り越えるヒントを感じて頂けたらと思っています。
結婚式は、今でこそ「自由」「選択のひとつ」ではあり、挙げないという選択肢も尊重されます。しかし、結婚式の本質は『お互いへ、そして双方のご家族への感謝を伝えるためのもの』。
そして、フォトウェディングであってもその本質は変わりません。
写真だからこそ、観るたびに何度もこの瞬間を蘇らせ、何度も同じ思い出話に花を咲かせる事ができるのです。
とある新郎さんは私に仰ってくれました。「自分は(挙式も撮影も)したくなかったけど写真だけ撮れば嫁が満足すると思って、申し込みに了承しました。でも嫁の嬉しそうな姿を見ていたら、自分の考えが間違いだったと気付かされた。この姿を誰よりも望んでいて見せてあげるべきだったのは、自分でも嫁本人でもなくて、嫁の家族だったのではないかと。」そして、ご家族へのプレゼント用にアルバムをお申し込みされました。
新郎さんからの感謝のお気持ちが、新婦側のご両親にもきっと届いたことと思っています。
マリンビジューではコーディネーター全員が、ご利用されたお客さま皆さまにとっての人生最良の一日になるように心を込めてご案内しています。小さな会話のひとつひとつに込められた思いを大切にくみ取り、心からの笑顔になって頂く様、細やかなご提案をさせて頂きます。
お申し込みをされたきっかけや、今日を迎えるまで迷われたこと、お写真をどなたが一番楽しみにされているのか等、たくさんお話してくださいね!