2022年も皆様から愛される沖縄のビーチであるように!
開けましておめでとうございます。マリンビジューコーディネーターの伊波です。
お正月、いかがお過ごしでしょうか?我が家では小学生の子どもがSDGsについての宿題で、朝からビーチクリーン活動をしていました!
先日も、コーディネーター2名で喜瀬ビーチに打ち上げられたゴミの清掃作業をしましたので、今日はそのお話をしますね!
沖縄では毎年、シーズン毎に各地のビーチで、自治体や企業が中心となってビーチクリーンが行われており、地域の方のみでなく、小学生や中学生、この活動の為に来沖されたボランティアの方々によって砂浜の清掃が行われています。それは、もちろん環境保全の為ではありますが、観光、リゾートウェディング等、県外からのお客様にこの先も変わらずお越しいただきたい思いから。
私たちも、沖縄ワタベウェディングとしては、日ごろご協力を頂いているホテル、恩納村リゾートウェディング協会主催のビーチクリーンに参加したり、
マリンビジューとしては、施設を使用させて頂いているかねひで喜瀬ビーチパレス(ホテル)様や同じ施設内でマリンレジャーのご案内をしているクラブベリー様と共に、定期的に喜瀬ビーチの清掃に励んでいます!
海の満ち引きに大きく差が出る時期を大潮(おおしお)と言いますが、この時期を過ぎた後は特に、海中に交え流されてやってきたゴミで砂浜がいっぱいになります。ゴミの多くは、ペットボトルの蓋、プラスチックストロー、スプーン、容器など。軽くて流されやすいプラスチック製のものばかりです。中には、大きな網や格子状の入れ物、バケツほどの容器やその蓋など、一つでゴミ袋を丸ごと埋めてしまうほどの大きいゴミも目立ちます。
この日は、チャペルから見える景観を中心に私たちコーディネーターふたりでの作業でした。途中、雨も降ってきて、作業時間は正味1時間ほど。持っていたゴミ袋がいっぱいになるほどの量を拾えましたが、全部は拾いきれませんでした…。軽石にまみれた、表面に見えるゴミのみを拾い集めたのですが、掘ればまだまだ出てくる状態です。
海には流れがあるので、ワカメ等の海草やサンゴ等が流れ着くのは当然のこと。(ニュース等で皆様ご存じの軽石も、自然の産物なのでどうしても流れてきてしまいます…。)ですが、その中にプラスチックゴミを目にすると、心が痛みます。(余談ですがその中には外国製品のパッケージも見られました。遠い国からもこうして流れてきてしまう事を考えると、日本から出た日本製品によるゴミも、他の国に流れ着いている可能性があるんだ…と、いたたまれない気持ちになりますね。)
「海を汚すのも人、だけど守るのも人!」←沖縄の子どもたちが学校で教わっている言葉です。
サンゴや海の生物が生きていけるきれいな海と砂浜がこの先もずっと守られていきますように。おふたりが結婚式やフォトウェディングで訪れたこのビーチに、また来て頂く時ににも変わらない綺麗な景色をご覧いただけますようにという、新年の願いでした。