秋冬の結婚写真の「旬」
「旬」という言葉がすきです。旬のものは時期に適しているから美味しいし、安定供給もされるので価格も抑えられる……というお得感がたまりません。特に秋冬は美味しいものがたくさん。焼いた茄子にちょっと醤油かけて、キリンの秋限定ビール「秋味」なんかをいただいた日には、この世のすべてに感謝が止まりません。
翻って、秋の結婚写真に「旬」はあるのでしょうか。
撮り方や使用する小物などには流行もあるのでここでは割愛しますが、
「和装ロケ撮影」は秋冬が旬である、と個人的に感じます。
いろんな理由がありますが、この2点が大きいかなと。
・着物を着ていても暑さを感じにくい
・紅葉の色づきと和装のベストマッチ感(同じ理由で、春先もいいですね。梅や桜の撮影プランもご案内できるように鋭意準備中です)
もし夏の暑い時期に和装前撮りを検討されるようでしたら、個人的には冷房ガンガンのスタジオ撮影をされる方がいいです。
着物は(僕は着たことはないですが)形を綺麗にするためにタオルをたくさん入れたり、帯をしっかりと締めたりするので、写真としての美しさを目指すと衣類としての快適さは失われていく傾向にあります。
この日の撮影は10月末、鎌倉の妙本寺でしたが、気温は13度ほど。
日差しもあったので寒すぎるということもなく、比較的快適に巡っていただけた印象です。
表情にも心なしか余裕が見えるような。
今回ご紹介したのは10月末のお写真でしたが、ここから11月半ば〜12月になっていくと、また紅葉や落葉によって雰囲気がグッと秋に寄ってきます。
12月〜1月も少しずつ枠が埋まり始めてきていますので、お問い合わせはぜひお早めにお願いいたします!